猫は心を許してくれるようになると、どのようなサインとしてあらわれるのでしょうか?分かりやすい変化や、子どものようなあの行動は「うちの子になった」と感じる瞬間かもしれません!本記事では、4つの瞬間に分けてご紹介していきますので、愛猫の普段の様子を振り返りながらご覧ください。
出会った頃とは違う!「分かりやすい変化」から感じる瞬間2つ
1.おしゃべりに変わった
本来猫は、成猫になるとあまり鳴かなくなると言われています。
子猫の頃は母猫にアピールするためによく鳴くのですが、成猫に成長すると、基本的には「単独行動」を取るようになり、声を出すのは外敵に見つかるリスクとなるためです。
しかし、そばに飼い主さんがいてくれる環境があれば、そうとも限らなくなります。
個体差はありますが「鳴くことでコミュニケーションが取れる」と理解できるようになり、出会った頃は無口だった猫が、次第におしゃべりに変化していくこともあるようです。
要求鳴きだけではなく、話しかけるだけで「ニャ」と反応する猫もおり、会話ができているようで、飼い主さんはたまらなく嬉しくなることでしょう。
2.見た目が変わった
迎え入れた当初は、警戒心たっぷりだったという猫も珍しくはありません。
鋭い目つきで「シャー」と威嚇する姿は、自分を守るための自然な反応と言えます。
それでも諦めることなく愛猫に愛情を与え続けることで、段々と信頼関係が築かれていき、穏やかな表情を見せてくれるようになります。
緊張状態で感じていたストレスも和らぐことで、毛並みもつやつやになり、可愛らしさが増すばかりです。
「我が家が安心できる場所になったんだね」と、飼い主さんもその姿をみてホッとするに違いありません。
まるで我が子!「子どものような行動」から感じる瞬間2つ
3.堂々と一緒に寝るようになった
猫は匂いに敏感な生き物ですが、飼い主さんの匂いは特別なようです。
一緒に寝るという行動には、好きな人の匂いがする布団で、好きな人と一緒に寝たいという気持ちがあらわれています。
布団の真ん中で堂々と寝られてしまうと、寝るスペースが狭くなってしまいますが、猫のためならと、場所を譲ってあげる飼い主さんも珍しくありません。
なかには、飼い主さんにお尻を向けて寝る猫もいますが、これは「子猫が母猫に寄り添う」行動の名残りです。
筆者も愛猫と寝ることが多いのですが、狭苦しいと感じる一方、複雑な嬉しさが毎回こみ上げています…!
4.自分の存在をアピールするようになった
猫は飼い主さんに気持ちを伝えようと、さまざまな手段で自分をアピールするようになります。
膝に乗る、スリスリするといった行動は定番ですが、ときとして不可解かつ大胆な行動を取ることはありませんか?
例えば、飼い主さんの前で物を落としたり、作業しているパソコンの前に座り込んだり、突然ソフトタッチをしたりするような行動です。
飼い主さんの気を引こうと、あの手この手でアピールする姿は、まるで子どものように愛おしく感じることでしょう。
まとめ
猫が自分の存在をアピールするようになったり、一緒に寝てくれるようになったりするのは、飼い主さんを信頼してくれているサインです。
話しかければ相槌を打ってくれることもあり、言葉は通じていなくても、きっと愛情は伝わっているのでしょう。
「見た目」にも影響が出るようで、毛並みはつやつやに、顔つきは穏やかに変わっていきます。
猫は皆可愛いのですが、やはりそんな「うちの子」がいつでも一番可愛いと思わざるを得ません。
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