国会ではさきほど、自民党と立憲民主党の国会対策委員長による会談が行われ、自民党の坂本国対委員長は、野党側が求めている予算委員会ではなく、党首討論を行う考えを伝えました。
自民党 坂本国対委員長
「予算(委員会)はやらない、QT(=党首討論)しかやらないということを伝えました。これは自民党の最終回答だと」
きょう午後3時すぎ、自民党と立憲民主党の国会対策委員長による会談が行われ、自民党の坂本国対委員長は、今の国会で野党側が求めている予算委員会の開催については応じられないと正式に回答しました。
また、自民側は予算委員会に代えて、来週9日、党首討論の開催を提案しました。
党首討論を提案した理由について坂本氏は、「各党首が責任を負って自らの意見を言って、それに対して総理もしっかり答える。これが一番国民に分かりやすい」と述べました。
これに対し、立憲の笠国対委員長は、「党首討論ではダメだ。極めて遺憾」と強く反発。あす、野党国対委員長会談を開き、各党と協議した上で対応を考えるとしています。