山本由伸、勝てばWS王手の第4戦先発「一人一人がカバーし合って戦えている」（寒さは）「大丈夫です」

ドジャース・山本由伸（26）がリーグ優勝決定シリーズの第4戦（日本時間18日）に先発する。2勝1敗で迎えるチームは、勝てばワールドシリーズ進出へ王手をかける重要な一戦。

ポストシーズンは3度目の登板となる山本は17日の試合前に行われた会見で「すごく勢いのあるチームだし、すごくいい選手もたくさんいる。ベストな状態で挑みたい」とメッツ戦に向けて意気込んだ。

「先制点が（試合の）流れを左右することもあるので、立ち上がりはすごく大切にしている」と立ち上がりの重要性も。

ドジャースの投手陣にケガ人が相次ぐ中、山本は「一人一人がカバーし合って戦えている。僕がケガしている間もチームメイトがいい成績で戦ってくれた。逆の立場になった時に、少しでもチームにプラスなことができるように頑張りたい」と話し、第4戦での好投に期待が高まる。

昨オフではメッツとも交渉。「何度かミーティングをさせて頂いて、すごくいろいろな話をして頂きましたし、本当に最後まで迷うようないいチームだなと感じました」とメッツの印象を明かした。

6月にはヤンキース戦で7回2安打無失点と強力打線を相手に好投。ニューヨーク自体の印象については「そうですね。特にあれです、はい。たまたま良かったです」と笑顔をみせた。

また、ロサンゼルスとは違い、試合開始時のニューヨークは気温が低くなりそうで「とにかく最高の状態に持っていければと思います。（寒さは）大丈夫です」と登板に向けて気合十分のようだ。