ノーベル授賞式間近!現地の盛り上がりは?出水アナがインタビュー 恒例行事・会見・取材で北川さん・坂口さんも大忙し
先週から始まっているノーベルウィーク。授賞式が行われるスウェーデンのストックホルムは祝賀ムードに包まれているようです。
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特別に注文したというネクタイを締め、インタビューに応じた北川進さん。
出水麻衣キャスター
「北川先生よろしくお願いします。少し実感は湧いてきました?」
ノーベル化学賞に選ばれた 北川進さん
「いえ、やはりノーベルレクチャー(記念講演)終わらないと」
一般市民らを対象にした記念講演に力をいれると話しました。
出水麻衣キャスター
「成果が出るまでにどんな言葉を指針にどんな座右の銘を心に研究に励んでいましたか?」
北川進さん
「『無用の用』と言っているのですが、まだ役に立たないとみんな思っていることをやることが、新しいサイエンスになる。そこは一番大切にしてきました」
ノーベル授賞式を前に、お祝いムードとなっているストックホルム。
受賞者の洋服を仕立てる ラーズさん
「ここが受賞者の燕尾服が保管されている場所です」
記者
「坂口さんと北川さんが授賞式で着る燕尾服です。最後に本人が試着をして調整されることになっています」
さらに、目玉イベントの一つ、晩さん会に向けては。
記者
「今年の晩さん会のシェフが発表されました」
メニューは例年“極秘”となっていますが、キノコの王様「ポルチーニ」を使った料理が出されることが明かされました。
晩さん会シェフ ピー・レ氏
「『ウマミ』がすごく強いので風味づけとしてよく使います」
北川さんと坂口さんも大忙しです。
ノーベル博物館で椅子の裏にサインをする恒例行事のあと、坂口さんは記者会見やメディア取材に対応。7日には記念講演を行い、会場前には長い行列ができました。
ノーベル生理学・医学賞に選ばれた 坂口志文さん
「制御性T細胞の働きをコントロールすることで、自己免疫疾患やアレルギーなどの治療ができるようになります」
一方、北川さんは6日、現地の日本人補習校の生徒らを前に研究テーマについて講演。
生徒
「ノーベル賞をもらうためじゃなく、ただ面白いからやってたんですか」
北川進さん
「そう。面白いことをまずやらなければダメ。自分が面白いと思うことを突き詰めていく。興味あることをしっかりやるというのが重要です」
2人が出席する授賞式は日本時間11日未明に行われます。