【今季一番の寒気】気温低下で“真冬並み”北日本で猛吹雪に 再び地震の青森は“大雪”…復旧作業「早く落ち着いて欲しい」【news23】
12日は全国的に厳しい寒さとなり、北日本では雪や吹雪に見舞われたところもありました。この寒さは日曜日まで続く見込みで、東京でも初雪となる可能性があります。
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“真冬並みの寒さ”となった東京都心。冷たい空気のなか、街では“冬の風物詩”が鮮やかに輝いていました。
記者
「東京都心、夜になって一段と風が強くなっていますが、イルミネーションにはたくさんの人が集まっています」
12日午後6時の気温は、5.3度と一桁台に。会場を訪れた人たちは、暖かい服装に身を包みながら、ゆっくりと幻想的な光を楽しんでいました。
会場を訪れた人
「きれいですね」
「迫力があって」
「風がすごいので、今までで無かったぐらい、すごく寒くてびっくり」
会場を訪れた人
「かなり冷え込んでる感じ。ダウンを着こんでちゃんと来ました」
12日、気温が0度未満の「真冬日」となったのは、全国で228地点(12日午後10時現在)。
北海道・留萌市では吹雪で視界は白くかすみ、ほとんど見えない状況に。長野県・信濃町では住民たちが雪かきに追われました。
住民
「重いです、きょうの雪は」
雪が降るなか、秋田県では列車が脱線し、転覆する事故も。列車に乗客はおらず、50代の男性運転士が病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。運営会社は、事故の原因について、現時点では倒木に衝突したと考えられるとしています。
また、厳しい寒さは、今週、震度6強の地震に見舞われた青森県でも。
記者
「東北町の道路が陥没した現場では、きょうも雪が降る中、復旧作業が行われています。その影響で、この道路では片側交互通行となっている上に、きのうからの雪で路面状況が悪くなっています」
県内では10を超える地点で今シーズン、一番の冷え込みに。青森市・酸ケ湯では150センチを超える積雪(12日午後10時現在)を観測しています。
そんな中、再び地震が発生しました。この地震で八戸市やむつ市などの広い範囲で震度4を観測。一時、津波注意報も発表され、八戸港では20センチの津波を観測しました。
高台に避難してきた人
「落ち着かない。不安だし、生活もいつもどおりにいかないので早く落ち着いて欲しい」
この厳しい寒さは、全国的に週末も続く見通しです。関東でも13日の夜遅くには雪がまじる可能性もあり、注意が必要です。