「いかに無駄なく使い切るか」冷蔵庫の「保存技術」が進化 生成AIがサポート 野菜高騰の中 家計防衛のカギに…
野菜の値上がりが続く中、冷蔵庫の「保存技術」が進化しています。「いかに無駄なく使い切るか」が、家計防衛のカギとなりそうです。
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客
「高いよ、トマトなんか特に高い。トマトは(料理に)使えない」
地元に愛され70年の老舗青果店。家計を直撃する野菜が値上がりしています。
こちらでは現在、トマトの価格は1個199円ですが、一時300円まで高騰しました。たまねぎは平年よりも120円ほど値上がりしているといいます。
八百新 保屋野公子さん
「(たまねぎは)全然値段も下がらないし、大きいのがないみたいで全体的に小さめ」
農林水産省が発表した最新の野菜の小売価格調査では、▼たまねぎは平年より59%、▼トマトは36%、▼にんじんは26%、値上がりしています。
去年の夏の猛暑や雨の少なさの影響で、出荷量が減ったことなどが値上がりに繋がりました。
女性
「冷凍庫には、葉物でも何でも入れていますよ。ほうれん草とかネギ」
価格高騰をうけ、野菜をより長持ちさせる最新の冷蔵庫がきょう発表されました。
シャープ 国内キッチン事業 池上教久 事業部長
「食品価格の高騰です。野菜を無駄にせず、最後まで食べきりたいという意識が、ますます高まっている」
強化されたのが野菜室です。密閉構造を改良したことで、鮮度を保つ力は従来の2倍に向上。野菜の鮮度を14日間保てるといいます。
“更に長持ち”させるための「冷凍技術」も…
記者
「こちら、キャベツを冷凍したものですが、ご覧のとおり野菜同士がくっついていません」
今までは冷凍すると野菜同士がくっついてしまいがちでしたが、急速冷凍が進化したため、調理がし易くなりました。
さらに生成AIが野菜の長期保存をサポートします。
シャープ 国内キッチン事業 永田康人 副事業部長
「業界全体でも、より冷凍に付加価値というところで、色んな機能を搭載するというトレンドはあるのかなと」
高くなった野菜。“無駄なく使い切りたい”というニーズを背景に、冷凍技術の強化に各社が力を入れています。
三菱電機は、これまでより低いマイナス25℃の冷気で野菜を芯まで凍らせ、手で簡単に砕ける冷蔵庫を展開しています。
野菜価格の高止まりが続く中、保存技術の進化が家計を支える新たな武器となりそうです。