「本当に犯人が憎い」銅窃盗、神社の屋根が無残な姿に…3日間で2回も被害
金の価格が最近、注目を集めていますが、銅も年々価格が上がり、窃盗被害が相次いでいます。この3日間で2回も被害にあった神社を取材しました。
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Nスタスタッフ
「こちら、屋根の一部がはがされています」
神社の屋根から瓦が消えた。それも、一度ならず二度までも。
大山祇神社 総代 植野栄基さん
「本当に犯人が憎いだけ」
この神社に何が起きたのでしょうか。
今年に入り相次いでいる、銅の窃盗。新潟市の野球場では、およそ19メートルあるナイター照明の支柱についている銅線が盗まれました。この銅線、避雷導線と呼ばれるもので、避雷針に落ちた雷を地面に安全に受け流すためのもの。
新潟市・南区 関智雄 副区長
「もし、この状態のまま落雷が発生すると、ナイター設備が破損することになりますので、そうするとナイターができない事態になりかねない」
新潟市内の他の球場でも同じような被害が相次ぎ、6つの野球場・26基の避雷導線で被害が確認されています。
こういった銅の窃盗は、日本各地で起こっています。
鳥取県米子市では、市内の廃墟ホテルから銅管およそ112キロなどを盗んだ疑いで、先月、無職の男が逮捕されました。
窃盗が多発している原因の一つとして考えられるのが、銅価格の高騰。10年前に比べ、およそ3.7倍もの価格になっています。
銅の窃盗はこんな場所でも。
今月2日に撮影された栃木県足利市にある神社の写真。拝殿の屋根の右半分ほどの瓦が突然、消えました。実はこちらの瓦、銅で作られていて盗難の被害にあっていたのです。
罰当たりな行為が行われているとの情報を受け、Nスタが4日、現場に向かうと、そこにはまさかの光景が。
Nスタスタッフ
「こちら屋根の一部がはがされています」
なんと、半分残っていたはずの瓦まで無くなっていました。なぜこんなことに。
大山祇神社 総代 植野栄基さん
「夕べのうちに、もう半分がやられてしまって、こんな状態になってしましました。枚数は見当がつかないですね。100枚ではきかないと思います」
3日間で2回も盗難の被害にあった神社。拝殿だけでなく…
大山祇神社 総代 植野栄基さん
「こちらの屋根ですね。ここも銅板できちんとふいてあったんですけど、全て持ってかれてしまいました」
手を洗う手水舎では、屋根が低いため一枚も残すことなく瓦が盗まれていました。
さらに周辺には、瓦を固定するための釘などが放置され、歩くのも危険な状態に。
大山祇神社 総代 植野栄基さん
「辛いですね、なんでこんなことするんだろうっていうのが正直です。盗む人にとっては神様を敬うという気持ちは全くないんだと思います」
神社は警察に被害届を提出。警察が見回りを強化するということです。