経済損失は「1日2000億円以上」!?花粉シーズン本格化 症状緩和のケースも?“スギ花粉ゼロ”の避粉地とは【Nスタ解説】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-03-02 19:57

今や、国民病とも言われる花粉症。
ここ数日、花粉の飛散量が一気に増えて苦しんでいる人も多いと思います。そんな人たちに今、花粉が少ない「避粉地」が注目されています。

【写真を見る】お得&花粉ゼロ!避粉地ホテルの「避粉プラン」とは

花粉を気にせず過ごせるホテルプランも 花粉ゼロの街「釧路市」

山形純菜キャスター:
花粉シーズンが本格化し、花粉症の人にとってはつらい季節となりました。そんな中、花粉症から解放されるという「避粉地」が注目されています。

北海道釧路市はスギやヒノキが自生していないことから「花粉ゼロのマチ」をうたい、十数年前から“避粉地”としてPRをしています。釧路市役所の担当者によると「花粉症の人が移住してきたケースもある」といいます

さらに、ホテルも“避粉”をアピールしています。釧路プリンスホテルでは、花粉を気にせず過ごせる「避粉旅行プラン」を提供しているということです。

花粉症辛くてミス連発…損失は1日2000億円以上

そんな花粉症ですが、仕事にも大きな影響を及ぼすことがあるようです。

働く人の花粉症による影響を調査したところ…

▼パフォーマンスの低下:94%が体感
▼不調でも“我慢して出勤”:平均30.6日

具体的な影響として「涙で目がかすみ、数字を読み間違えた」「接客中にくしゃみが止まらなかった」という声があったということです。
※「働く人の花粉症による影響に関する調査」クリニックフォア調べ

また、パナソニックが「花粉症で労働力が低下することによる経済損失」を試算したところ、1日あたり約2320億円にのぼることがわかりました。

花粉症だけでかなり生産性が下がるということが分かります。

症状なしで効率アップ 避粉地でリモートワーク

そんな中、IT企業の「アイザック」では、花粉症による生産性低下を防ぐために、花粉のない地域でのリモートワーク費用を最大30万円補助しているということです。

この制度を、社員の約15%が利用していて、リモート場所は多くが沖縄を選択しているということです。

制度を利用した30代のエンジニアによると、「(東京で仕事をしていると)日中の約1時間は鼻をかんだり、目薬をさしたりなど花粉症対策に充てることになる。くしゃみなど周囲への影響も気になる」といい、「宮古島に約10日間滞在して、目・鼻の不快感が解消され、頭がクリアになり、集中力UP、その結果生産性も上がった」ということです。

会社側は「本来の実力が発揮できる環境で、明確な生産性向上を実感している」と話しています。

ちなみに、リモートなので、遊んだりしないのかなと、気になって聞いたところ、「そういった社員はいない」ということです。

井上貴博キャスター:
先日、宮古島に行ったのですが、実際に花粉から逃れるために宮古島に来たという人がいました。

タレント・プロゴルファー 東尾理子さん:
この季節は花粉症に悩んでいるゴルファーはすごく大変そうで、やはり沖縄に行くとみんな楽だって言いますね。

「避粉地」に行ってみると…症状が緩和のケースも?

山形キャスター:
花粉を避けることによって、実際にどのようなメリットがあるのか。日本医科大学大学院の大久保公裕教授に話を聞きました。

そもそも花粉症のメカニズムとしては、▼花粉が体内に入ると抗体が出来る、▼その後、再び花粉が体内に入ると抗体と花粉が結合して、くしゃみなどのアレルギー症状が引き起こされるといいます。

そこで「避粉地」に行くメリットを聞いたところ個人差はあるものの、「花粉がないので、症状が全く出ない」さらに、「体内の炎症物質が減少し、避粉地から戻っても数日は症状の緩和が継続する」ということです。

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<プロフィール>
東尾理子さん
タレント・プロゴルファー
フロリダ大学卒業 3児の母
不妊治療の経験を積極的に発信

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