イラン大統領「攻撃や侵略あれば応じざるを得ない」 近隣諸国への攻撃停止表明も“イラン弱体化”というアメリカの認識は誤りと指摘
アメリカ、イスラエルによる攻撃が続くなか、イランのペゼシュキアン大統領は「我が国に対して攻撃や侵略が行われるならば、応じざるを得ない」と述べ、徹底抗戦する姿勢を改めて強調しました。
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アメリカ・デラウェア州の空軍基地を訪れたトランプ大統領。イランの攻撃によって死亡した6人のアメリカ軍兵士の遺体を遺族らとともに出迎えました。
アメリカとイスラエルのイランに対する攻撃は7日も続き、イスラエル軍は首都テヘランにある複数の燃料貯蔵施設を攻撃したと発表。
イランの国営メディアはテヘランの石油関連施設が攻撃を受けたと伝えています。
イラン ペゼシュキアン大統領
「敵は、イスラム諸国と私たちが戦争状態になることを望んでおり、対立を生み出そうとしている」
一方、7日に近隣諸国からの攻撃を受けない限り攻撃をしないと表明したイランのペゼシュキアン大統領は8日、「きのうの発言をめぐって敵が導き出している認識は誤った思い込みに過ぎない」と述べ、イランが弱体化しているというアメリカの認識は間違っていると指摘しました。
そのうえで、「どの国であれ我が国に対して攻撃や侵略が行われるならば、応じざるを得ない」と徹底抗戦する姿勢を改めて強調しました。
バーレーンやクウェートなどでは、いまも大規模な被害が報じられています。
こうした中、ワシントン・ポストは、アメリカのNIC=国家情報会議が軍事作戦が始まる1週間前に「大規模攻撃を行ったとしてもイランの体制転換は難しい」と分析する報告書をまとめていたと伝えています。
一方、トランプ氏は死亡したハメネイ師の後継のイランの最高指導者について…
アメリカ トランプ大統領
「我々は、自分の国を戦争に導くことのない人物を選びたいと考えている」
さらに、「我々は5年や10年のあいだに同じ問題に取り組みたくはない」とも話しています。
アメリカ トランプ大統領
「この戦争をこれ以上複雑にしたくない。クルド人には参戦してほしくない。彼らが傷ついたり、殺されたりするのを見たくない」
また、トランプ氏はイラン反体制派のクルド人勢力の指導者に対し、イランへの攻撃に加わらないよう求めたと明らかにしたうえで、「クルド人が関与しなくても、この戦争は十分に複雑だ」と述べました。