「2日以内に何かが起きる」トランプ大統領 イランと再協議の可能性示唆も専門家“1~2週間は必要”
「2日以内に何かが起きる」。イランとの停戦期間が来週に迫るなか、アメリカのトランプ大統領が戦闘終結に向けたイランとの再協議の可能性を示唆しました。
【動画】「2日以内に何かが起きる」トランプ大統領 イランと再協議の可能性示唆も専門家“1~2週間は必要”
先週末、パキスタンの首都イスラマバードで行われたアメリカとイランの戦闘終結に向けた直接協議。合意に至らず、焦点となっていた今後の展開について、14日、トランプ大統領のある発言が報じられました。それは…
アメリカ トランプ大統領
「(記者は)そこにとどまるべきだ。2日以内に何かが起きる可能性がある」
イスラマバードにいる「ニューヨーク・ポスト」の記者との電話で語ったもので、アメリカの代表団が再び、イスラマバードを訪問する可能性があるとの認識を示したのです。
協議をめぐっては、代表団を率いたバンス副大統領が楽観的な見方を示しつつ、こう述べています。
アメリカ バンス副大統領
「イランとアメリカの間には大きな不信感があり、一朝一夕で解消できるものではない」
専門家は、トランプ氏の「2日以内」という発言について、現実的ではなく、開催には1~2週間は必要だと指摘します。
明海大学 小谷哲男 教授
「トランプ氏の発言はマーケットを安心させるための発言と考えた方が良く、イラン側も準備が必要。少し時間が経ったところで協議再開がより現実的なシナリオだと思います」
また、アメリカ側が次回の協議を優位に進めるためポイントとなるのが、ホルムズ海峡の“逆封鎖”です。
アメリカ軍はイランの海上封鎖開始後24時間の成果を公表。▼1万人を超える兵士に加え、▼10隻以上の軍艦と100機以上の航空機が任務にあたっており、▼6隻の商船がオマーン湾内にあるイランの港に引き返したとして、「これまで封鎖措置を突破した船舶はいない」と強調しました。
明海大学 小谷哲男 教授
「アメリカとしては、この海上封鎖を通じてイランの資金源を断つということ、中国などから軍事支援が受けられないようにするということで、より強い立場を築き、協議再開されれば優位に進めたいと考えている」
アメリカでは14日、財務省もイラン産原油の購入を各国に一時的に認めていた措置を“延長せずに19日に終了する”と発表。圧力を強めています。
アメリカ バンス副大統領
「トランプ大統領はイランに核兵器を保有させないという方針で、我々はそれを確実に実現するために交渉している。大統領が望んでいるのは、“小さな合意”ではなく“大きな合意”だ」
2回目の協議はどうなるのか。ABCニュースによると、トランプ氏は“イランとの2週間の停戦の延長は考えていない”と述べています。