トランプ氏が一転「停戦延長」…“期間は3~5日”との報道も イランでは“ミサイル誇示”で米国に怒り「停戦延長を求めていない」【news23】
イランとの停戦期限が迫る中、アメリカのトランプ大統領は突如、「停戦の延長」を発表しました。示されていない延長の期間について、米メディアは「3日から5日間」と報じています。
【写真を見る】米軍の「再武装の準備完了」のメッセージと共に公開された動画
トランプ大統領 否定から一転「停戦の延長」をSNSで表明
イランへの対応が日々揺れ動くアメリカのトランプ大統領。停戦期限を翌日に控えた21日、テレビ番組に電話出演した際には...
トランプ大統領(21日)
「(停戦延長について)そんなことはしたくない。そんな時間はない」
Q.(合意しなければ)イランへの爆撃を再開するのか?
「爆撃することになるだろう」
しかし、その日のうちに、トランプ氏は一転して「停戦の延長」をSNSで表明。具体的な期限は示しませんでした。
トランプ大統領(21日)
「どのような結果になるにしても、イランとの議論が終わるまで停戦を延長する」
延長の理由については、仲介国・パキスタンのシャリフ首相らから「イランへの攻撃を控えるよう要請された」などと説明しています。
またトランプ氏は、イランの港に出入りする船に対し「海上封鎖を継続する」とした上で、「私は軍に対し、あらゆる面において準備態勢を維持するよう指示した」と投稿。
この投稿から3時間後、アメリカ軍はSNSで「再武装の準備完了」というメッセージとともに、空母から次々と飛び立つ戦闘機の動画を公開。攻撃再開の構えもみせています。
イラン 現地メディア「停戦の延長を求めていなかった」と報道
一方、イラン国内。群衆の前に現れたのは車両に載った弾道ミサイルです。
市民は、アメリカやイスラエルへ怒りの声をあげました。
イラン側は、アメリカとの2回目の協議を仲介するパキスタンに対し、「交渉参加の見通しは一切ないと通告した(タスニム通信)」ということです。
イランの革命防衛隊に近いタスニム通信は、「アメリカによる海上の封鎖措置が停戦合意に違反している」と非難。さらに「イランは、停戦の延長を求めていなかった」などと伝えました。
トランプ大統領の「面子を保つための虚勢が問題」と指摘も 停戦延長いつまで?
2回目の協議が予定されていたパキスタンでは...
記者
「今週にもイスラマバードで始まると予想されていた直接協議は一旦、白紙になってしまいましたが、パキスタン当局は厳戒態勢を維持しています」
今回の交渉の裏側について、パキスタンの政権に近い元閣僚は、JNNの単独インタビューに応じ、パキスタンがトランプ氏に「海上封鎖の解除」を求めていたことを明らかにしました。
パキスタン ムシャヒド・フセイン元情報相
「パキスタンはトランプ大統領に対し、イラン指導部の意向として、『海上封鎖を解除すべきだ』という意見を伝えました」
「トランプ大統領は、アメリカ国民に『イランの条件を受け入れた』とは言いたくない。面子を保つための虚勢が問題です」
停戦の延長は、どれくらいの期間になるのか。
アメリカのニュースサイト・アクシオスは「情報筋が『トランプ氏は3日~5日間の停戦を認める用意がある』『無期限にはならないだろう』と話した」という内容を報じています。