ヨーロッパに“記録的な熱波”襲来…フランスでは44.3℃観測「最も暑い日」に エッフェル塔・ルーブル美術館も営業短縮で観光に大打撃【news23】
異常気象が世界に広がっています。記録的な熱波がヨーロッパを襲い、フランスでは最高気温44℃を観測。観光や市民生活に大きな影響が出ています。
【写真で見る】フランスで44.3℃観測 遊泳可能となった運河で泳ぎ楽しむ人々
フランス44.3℃「最も暑い日に」 異様な暑さはいつまで続く?
異様な暑さはいつまで続くのでしょうか。
イギリスやフランスでも、束の間の涼を求めて皆、川や海に向かいます。熱波に見舞われているヨーロッパは、各地で記録的な暑さに...
女性
「HOT」
23日、6月としては観測史上「最も暑い日」となったフランス。
南西部のピソスでは44.3℃と、これまでの最高気温を更新しました。
記者
「エッフェル塔を見渡せる観光名所では、気温計が42.1℃になっています」
パリの気温は40℃近くまで上がりました。2025年6月の最高気温(27.8℃)と比べると、10℃以上、上昇していることになります。
新婚旅行に訪れていた、日本人カップルは…
日本から新婚旅行
「もっと涼しいと思っていたので、びっくりしました。思い出に残ります」
市民の憩いの場であるサン・マルタン運河は、夕方になっても...
記者
「少し泥臭い匂いはしますが、みなさん運河の中を泳いで楽しんでいます」
運河で楽しむ人
「水はきれい。藻がたくさんあるから緑色になっているだけで、それ以外はきれい」
熱波の対策として、パリ市は急遽、運河を遊泳可能なエリアとして開放。監視員も配置しました。社会活動への影響も広がっています。
“エッフェル塔”などにも影響が 観光客からは戸惑いの声も
1800の小中学校が休校になったほか、エッフェル塔やルーブル美術館も営業時間の短縮に踏み切りました。観光客からは戸惑いの声が…
カナダからの観光客
「確かに暑いけど、上に行ってももっと暑くなることはないと思う。上に行けば、むしろ涼しくなるはず」
フランスではこれまでに、熱中症や水難事故などで45人が死亡していて、政府は最高レベルの警戒を呼びかけています。
ヨーロッパでは、地下鉄やバスなどの公共交通機関に冷房がないところも少なくありません。エアコンがある世帯も約2割にすぎず、今回の熱波は、命を落とす事態につながりかねないのです。
過去には、2003年に熱波の影響で、推計で約2万2000人が死亡しました(環境省/WHO推計)。24日にはさらに気温が上昇するとみられ、今週末ごろまで影響が続く見通しです。
ヨーロッパ襲う熱波 乾燥にも注意
小川彩佳キャスター:
日本でも2025年、群馬県・伊勢崎市で41.8℃を記録し、過去最高を更新しました。フランスでは44℃となり、それを遥かに上回っています。
トラウデン直美さん:
私も15年以上前に毎年ドイツに祖父母に会いに行っていましたが、30℃後半もなかなか聞いたことがなかったです。ここ数年、祖父から40℃を超えたという連絡がきていたので、40℃台が毎年記録されているなと思います。
44℃には驚きますし、ヨーロッパは日本よりも乾燥しています。3年前にスペインに行ったときも42℃くらいで、おそらく、その日は3リットルほどの水を飲んでも体が乾燥していました。乾燥による火災のリスクも上がると思うので、暑さだけの心配ではないなと感じます。
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<プロフィール>
トラウデン直美
SDGsなどの社会課題に関心
特技は乗馬 初級馬術指導者の資格も