「監督は出て行け!」韓国代表W杯グループステージ敗退で“怒号の帰国” 政府はサッカー協会に特別監査へ【news23】
韓国のワールドカップ敗退に国民の怒りがおさまらず、選手は怒号のなか帰国。大統領が自国の代表を批判する事態になっています。
「監督は出て行け!」W杯敗退の韓国代表が“怒号の帰国” 大統領もSNSで痛烈批判
決勝トーナメント1回戦、PK戦の末、強豪ドイツを破り、ベスト16への進出を決めたパラグアイ。
この大金星にパラグアイの大統領は急遽、6月30日を「国民の祝日」にすると発表しました。
一方、大統領自らが自国の代表を痛烈に批判しているのが韓国です。グループステージで敗退が決まると、李在明大統領はSNSにこう投稿しました。
李在明大統領(Xより)
「組織と人事の失敗によるもの。無能な人を指揮官に選べば結果は明らかだ」
やり玉に挙げられたのは、韓国代表を率いた洪明甫監督。選手として4度ワールドカップに出場した韓国サッカー界のレジェンドです。
6月30日未明に帰国した韓国代表。
仁川国際空港は、「ホン・ミョンボは出て行け!」などとヤジが飛び交い、予定されていた「帰国セレモニー」は急きょ中止に追い込まれました。
中には、「金を返して出て行け」と書かれた横断幕を掲げる人も。
韓国人ファン
「原因を考えなければなりません。なぜ誰がそんな監督を選んだのか」
とりわけ怒りを爆発させているのが、韓国代表の公式サポーター「赤い悪魔」です。
赤い悪魔(SNSより)
「(洪明甫監督は)国民の前にひざまずいてサッカー界を永遠に去らなければならない」
「2026年、韓国サッカーが消えた日だ」
監督辞任も事態収まらず…政府がサッカー協会に特別監査へ
洪明甫監督は責任を取り、代表監督を辞任しましたが、事態はおさまる気配がありません。
現地メディアは、韓国サッカー協会の鄭夢奎会長と洪監督は、同じ大学の先輩・後輩で、監督選任は密室で選ばれた「派閥人事」だったと報道。
警察は、職権乱用などの疑いでサッカー協会会長らの捜査を進めているほか、政府も「惨憺たる失敗の真相を把握するため」として協会の特別監査に乗り出す方針です。
過熱する批判に韓国国民からは擁護の声も…
韓国国民
「サッカー協会にも問題があると思うが、政府が介入するのは少し適切ではないと思う」
「すべての責任を選手たちが負っているようでとても心が痛みました」
また韓国メディアは、ワールドカップに出場できなかった中国のメディアが「出られなかった国もあるのに、韓国人は怒りすぎだ」と論評した記事を紹介しています。
韓国サッカー界は今後、どこへ向かうのでしょうか。