「もっと強いイメージで伝える映画を」ベネチア国際映画祭 コンペ部門の塚本晋也監督に単独インタビュー 戦争を題材、映画に込めた思いとは
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-09-10 10:14
ベネチア国際映画祭で最高賞を競うコンペ部門にノミネートされた、塚本晋也監督。公式上映の後、JNNの取材に応じ、戦争を題材にした映画に込めた思いを語りました。
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イタリアのベネチア国際映画祭で金獅子賞を競う部門にノミネートされている、塚本晋也監督の「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」。
公式上映を終えて、塚本監督がJNNの取材に応じました。
塚本晋也 監督
「日本が戦争の出来る国に近づいてるんじゃないかという心配で、もっと強いイメージで伝えている映画を皆さんに観て頂く必要があるんじゃないかなと思って作りました」
映画は、貧困から抜け出すためにベトナム戦争に従軍したアレン・ネルソンさんの手記が原作で、加害者としての苦悩や帰還後に後遺症と向き合う様子が生々しく描かれています。
塚本晋也 監督
「アレンさんって本当は戦争に行かなければすごくユニークな人であって。ただ、戦争に行くとどんな人格者でも、本当に殺されないためには加害者にならざるを得ないし、なってしまう」
塚本監督は、世界各地で戦争が起きている今だからこそ、加害者の現実を知ってほしいと話します。
塚本晋也 監督
「戦争の場というのはこういうものだということを感じて頂いて。今の不安な世の中で、日本がどうしていくかを考えていくときに、話し合いなり、議論をして頂けたら嬉しい」
ベネチア映画祭の金獅子賞は、12日に発表されます。