台風25号シルバーウィークに関東“接近”か 交通機関に影響は…旅への備えに旅行キャンセル保険も【Nスタ解説】
台風が関東に上陸する可能性が浮上していますが、これまでも台風は秋の連休を度々直撃してきました。
当時の様子を振り返り、移動の際に損をしない、旅への備えを考えます。(2026年9月18日午後4時50分頃放送)
【雨と風の予想】20日(日)~21日(月)午前9時まで【関東を直撃か】
「台風25号」が関東に接近か
日比麻音子キャスター:
「台風25号」は今後どうなっていくのでしょうか。
森田正光 気象予報士:
9月18日午後3時時点の「台風25号の進路図」を見ますと、現時点では東京の南海上にあり、西北西へ向けて進んでいます。しかしこの後、北に向きを変えます。
さらに、「秋の台風」は足が速いと言われている通り、1日で距離がグッと近づき、日曜~月曜は大荒れになりそうです。
21日(月)の台風進路図を拡大して見ますと、台風の中心が房総半島の東海上にあります。東京なども暴風警戒域の中に入りますので、おそらく太平洋側では最大約30mの風が吹くのではないかと予想されます。
さらに、2日間の雨量を合計すると、多いところは約400mmに達する可能性もあります。千葉県では豪雨災害がありました。そこに重ねて大雨が降るおそれがあるため、警戒が必要です。
日比キャスター:
土砂災害への警戒などもお願いしたいです。
「台風25号」一番警戒する時間帯は?
森田正光 気象予報士:
今後の「雨と風の予想」を見ますと、18日午後6時時点で西日本にかかっている雨は秋雨前線です。東京からずっと南に位置する父島付近に「台風25号」があります。
19日(土)は台風の直接的な影響はまだ小さいものの、「台風25号」の外側の雨雲が少しかかってきます。
20日(日)になると、関東付近に雨雲がやってきて、風も強くなってきます。
21日(月)の午前~午後にかけて、雨の強い区域が関東にかかっているのが分かります。なお、午後3時の段階で関東では抜けていますが、福島などの東北の一部ではまだ影響がありそうです。
したがって、一番警戒を要する時間帯は20日(日)の午後~21日(月)の午前中と考えられます。
日比キャスター:
連休でお出かけする人もいると思います。お出かけ先も含めてチェックしていただきたいです。
森田正光 気象予報士:
予報をまとめると、西側は割と台風の影響はなく、晴れるところが多いです。
一方で、仙台や東京などでは、19日(土)後半から雨、20日(日)は土砂降り、21日(月)は土砂降りに加えて風も強いと思います。
日比キャスター:
22日(火)には晴れマークの所もありますが、19日(土)~21日(月)にかけてしっかりとした雨が降ると、地盤への影響にも懸念があります。
森田正光 気象予報士:
台風は気圧配置を大きく変えてしまう可能性があります。そのため、台風が過ぎた後の22日(火)以降は秋晴れによって、季節が今までとは違った感じになる可能性があります。
風への対策も!立つことも難しい…最大風速30mの強い風が吹く可能性
日比キャスター:
「台風25号」の最新の情報によりますと、最大風速が30mとかなり強い力を持つ風が吹くとなっています。
【台風25号】大型
中心気圧:975hPa
最大風速:30m/s
最大瞬間風速:45m/s
進路:西北西 35km/h
※予報円の中心点や線上を通るとは限りません
(気象庁/9月18日午後3時45分発表)
森田正光 気象予報士:
最大風速は25mを超えると人は歩きにくく、子どもは飛ばされてしまいます。そのため、25m以上を暴風域としています。
最大風速30mとなりますと、暴風域に含まれ、▼細い木の幹が折れ倒れ始める、▼看板が落下・飛散するなどの被害が起きる可能性があります(気象庁HPより)。
日比キャスター:
どれだけの威力があるのか、実験映像があります。
▼風速15m:20日(日)夜の関東南部の予想風速
→約50kgの冷蔵庫が倒れる
▼風速25m:21日(月)未明~関東沿岸部全域の予想風速
→自転車での走行が難しい
▼風速30m:21日(月)午前中の千葉県内の予想風速
→柱などにつかまらないと立つことも難しい
▼風速50mを超える風
→走行中のトラックがあおられ倒れそうな状態に。人も飛ばされてしまう
雨だけではなく、風への対策もお願いいたします。
交通への影響は?旅行キャンセル検討も…
日比キャスター:
シルバーウィークが始まります。交通の影響を見ますと、20日(日)~21日(月)にかけて何かしらの影響があると見られています。
▼東北(太平洋側)
21日(月):飛行機、新幹線に影響の可能性あり
▼関東
20日(日)~21日(月)午前ごろまで:飛行機、新幹線に影響の可能性あり。特に影響が大きいのは20日午後~21日午前ごろ
▼東海
20日(日)~21日(月)午前ごろまで:飛行機、新幹線に影響の可能性あり。特に影響が大きいのは、新幹線で20日午後~21日朝
このような状況が続きますと、キャンセルをするかが気になるところだと思います。「交通機関の払い戻し」の各社の状況です。
【交通機関の払い戻し】
▼日本航空
運休・欠航の場合:〇(※購入方法やチケットの種類により例外あり)
自己判断:△(※航空会社が提示した便に限る)
▼全日空
運休・欠航の場合:〇(※購入方法やチケットの種類により例外あり)
自己判断:△(※航空会社が提示した便に限る)
▼JR東日本
運休・欠航の場合:〇(※購入方法やチケットの種類により例外あり)
自己判断:発車時刻前キャンセル可能(※手数料必要)
▼JR東海
運休・欠航の場合:〇(※購入方法やチケットの種類により例外あり)
自己判断:発車時刻前キャンセル可能(※手数料必要)
シルバーウィークにまだ間に合う、“海外旅行のキャンセル保険”があります。
▼海外旅行キャンセル保険
・スマホで契約 ※保険金額が上限
→出発の4日前まで ※18日の契約で22日出発から可能(加入条件あり)
・保険料は620円 ※旅行代金が5万円の場合
出国空港等への交通機関が運休・欠航、2時間以上の遅延の場合
補償対象:パッケージツアー、ホテルの取り消し料など
(ソニー損保ホームページより)
保険や対応はそれぞれ各社で異なっていますので、安全第一でどうぞご自身で調べてみてください。