【速報】被害22億円の点検商法詐欺か 新宿区のリフォーム会社の実質的経営者ら8人逮捕 約3年間で全国のべ1万3800人に必要ない給湯器など工事もちかけたか 警視庁
「一酸化炭素が基準値以上出ていて危険です」などとウソを言って不安をあおり、必要ない給湯器の工事契約を1万人以上にもちかけ、22億円ほどをだまし取ったとみられるグループの8人が逮捕されました。
【動画】【速報】被害22億円の点検商法詐欺か 新宿区のリフォーム会社の実質的経営者ら8人逮捕 約3年間で全国のべ1万3800人に必要ない給湯器など工事もちかけたか 警視庁
詐欺などの疑いで逮捕されたのは、東京・新宿区のリフォーム会社「大安設備」の実質的経営者・糠信秀企容疑者(36)ら8人です。
糠信容疑者らは去年6月、東京都内の70代男性の自宅を訪問し、必要ない給湯器の交換工事をもちかけ、現金およそ56万円をだまし取った疑いなどがもたれています。
糠信容疑者らのグループは、電話でガス給湯器の点検をもちかけ住宅を訪問し、「一酸化炭素が基準値以上出ていて危険です」などとウソを言って給湯器の交換をもちかけていたということです。
糠信容疑者らのグループによる点検商法の被害にあいかけたという都内の80代の男性が取材に応じ、1年ほど前、グループの一人とみられる男が東京ガスの点検を装って自宅に現れたと明かしました。
男性によると、男は給湯器を点検するそぶりを見せた上で、「交換しないと急にお湯が出ないことが生じるから考えてみた方がいい」などと言って、「給湯器」や「ガスコンロ」の交換費用などとしておよそ50万円を請求しました。
男性は躊躇しましたが、「壊れた時に交換するより健全なときに交換した方が割引率は違う。今、交換すると安くなる」と言われ結局、「ガスコンロ」の交換工事を契約してしまいました。
男性はその後、知人に相談し工事をキャンセルし被害を免れたといいます。
こうした訪問販売を東京都も問題視していて、去年8月、糠信容疑者らのグループの会社を6か月の業務停止命令としました。
しかし、糠信容疑者らはその後も会社の名前を変えるなどして活動を続けていて、警視庁は今年1月、関係先の家宅捜索を行いました。
警視庁によりますと、2023年1月から今年1月までの間に糠信容疑者らのグループは全国のべ1万3800人に工事をもちかけ、およそ22億円を不正にだまし取ったとみられています。
国民生活センターによりますと、給湯器の点検商法に関する相談は全国の消費生活センターなどに相次いで寄せられているということで、注意を呼びかけています。