“予算カット発言”簗農水大臣を一喝 自民・鈴木宗男議員「人としての矜持が問われている」 野党6党は問責決議案の提出検討【news23】
「予算カット発言」などで連日釈明に追われている簗農水大臣。自民党本部で行われた会合では、身内からも厳しい批判が飛びました。また、参議院の野党6党は簗大臣への問責決議案の提出を検討する方針を決めました。
【写真で見る】「ちょっと!」鈴木宗男議員に“一喝”された簗大臣の表情は…
身内にも謝罪迫られ…一喝された簗大臣の反応は?
「予算カット」発言をめぐり、批判が収まらない簗農水大臣。自⺠党本部で行われた会合で、挨拶に立ちました。
簗和生 農水大臣
「農林水産業を強くして、生産基盤をしっかり後世に守っていく」
約2分40秒の挨拶で語ったのは、農水大臣としての決意。自らの“騒動”には触れず、話を終えようとしたその時でした。
自⺠党 鈴木宗男 参院議員
「ちょっと!大臣、親切で言うんだけど、あなたは今、耳目を集めているわけだ。まず冒頭に『お騒がせしています』とか、『説明責任を果たしていきます』とか、挨拶があってしかるべきじゃないかな。決意表明の前に、人としての矜持が問われている」
身内の自⺠党からも噴出した厳しい声。一喝したのは、鈴木宗男議員です。
自⺠党 鈴木宗男 参院議員
「みんな、あなたを応援しようと思っても、決意表明だけでは応援できない。もっと人としての矜持を考えなければ。人としての心構えをしっかりもって対応した方が良いと思う。誰か異論があるなら言ってください」
参加議員
「ありません」
簗和生 農水大臣
「大変失礼しました。大変皆様にこのような形でご迷惑、ご心配をおかけしています。説明責任を果たして、農林水産行政の推進に支障がないように、しっかりと対応していく所存でございます。心からお詫びを申し上げます。申し訳ございません」
参加議員
「がんばれ」
首相は続投明言も…野党6党は「問責決議案」の提出検討
連日、各所で釈明に追われる簗大臣。それでも、高市総理は簗大臣を続投させる考えです。
立憲⺠主党 三上えり 参院議員
「自らを支持しなかった自治体について、道路予算を大幅に削減したかのような発言をした人物を、なぜ引き続き農林水産大臣として適任と判断されるのでしょうか」
高市総理
「私としては、簗大臣には説明責任を果たした上で、農林水産行政に関する豊富な知識と政策構築力を生かして、食料安全保障の強化のために人一倍働いてほしいと考えた次第です」
これに対し、参議院の野党6党は、簗大臣の辞任を求める方針で一致。「問責決議案」の提出も検討する方針を自⺠党側に伝えました。
問責決議案には閣僚を辞任させる法的拘束力はありませんが、可決されれば与野党の対立はさらに激化し、国会審議への影響が拡大する可能性もあります。
立憲⺠主党 斎藤嘉隆 国対委員⻑
「十分、可決も視野に入るのではないかと思うので、できればそこに至るまでに様々なご判断をいただければ」