「アリッサム」は、ガーデニングとしても人気の植物です。
これは、花がキレイなことはもちろん、育てやすい花でもあることが関わっているようです。
ここでは、この「アリッサム」の特徴や名前の由来、そして花言葉について解説します。
アリッサムとは?
まずは、アリッサムがどのような植物なのかを見てみましょう。
アリッサムの特徴
アリッサムは、アブラナ科ニワナズナ属に分類されます。
高温多湿には弱い一方で、乾燥に強い植物です。
その育てやすさから園芸初心者でも手を出しやすい植物とされます。
その株は安価で出回っていますし、生育も良いです。
アリッサムの開花時期
アリッサムの開花時期は、3月~5月となります。
他の近縁種は9月~11月や11月~3月に咲くものもあるようです。
そんなアリッサムは白や赤、ピンクやオレンジ、紫など多様な花色があります。
小さな花がこんもりとした球状にまとまって咲いているその姿は、ブーケのようでもあります。
アリッサムの原産
アリッサムは、地中海沿岸を原産とするとされます。
地中海沿岸に広がっている町を訪れてみると、街角でアリッサムを見かけるることもあります。
中央ヨーロッパや南ヨーロッパなどで古くから親しまれてきた花です。
アリッサムの名前の由来
アリッサムの名前は、アブラナ科ミヤマナズナ属という別属の学名”Alyssum”から来ています。
これは、アリッサムがもともとミヤマナズナ属に分類されていたことから来ています。
アリッサムは、現在アブラナ科ニワナズナ属というミヤマナズナ属の近縁種に分類されています。
アリッサムには、「庭薺(にわなずな)」という和名もあります。
日本に適した品種は、日本の夏にも耐えられる種もあります。
その種は、スーパーアリッサムと呼ばれることがあります。
アリッサムの花言葉
ここからは、アリッサムの花言葉について見ていきましょう。
優美
アリッサムには「優美」という花言葉があります。
これは、アリッサムが小さな花を溢れんばかりに咲かせ甘い香りを放つ事から来ています。
飛躍
アリッサムには「飛躍」という花言葉もあります。
この花言葉の由来や語源ははっきりとはわかっていません。
一気に開花する花姿から来ているという説もあります。
奥ゆかしさ
アリッサムは「奥ゆかしさ」という花言葉もあります。
これは、ガーデニングでは引き立て役にもされる事も多い事から来ているのだとか。
美しさに勝る価値
アリッサムには「美しさに勝る価値」という花言葉も。
これは、甘い香りの小花が絨毯のように広がる光景から来たとされています。
まとめ
ガーデニングでも人気があることから、日本でも見かけることの多い花の「アリッサム」。
その原産地は地中海沿岸とされています。
このアリッサム、「優美」や「飛躍」「奥ゆかしさ」「美しさに勝る価値」といった花言葉がありますよ。