西洋生まれのチーズの一種、それが「フロマージュブラン」です。
現地ではフレッシュチーズとして愛されているのが特徴です。
しかし、実際はチーズでもありクリームでもありヨーグルトでもあるような不思議な食べ物として知られています。
そこで今回は「フロマージュブラン」について解説します。
ここでは「フロマージュブラン」がどのような食べ物なのかをまとめるので、ぜひ参考にしてみてください。
「フロマージュブラン」とは
まずは「フロマージュブラン」について見てみましょう。
「フロマージュブラン」はフレッシュチーズの一種です
「フロマージュブラン」はフレッシュチーズの一種です。
その見た目はチーズに近いですが、クリームにもヨーグルトにも見えるのが特徴となっています。
ただ、実際は北フランスから南ベルギーが原産のフレッシュチーズの一種とされています。
そのため、分類としてはチーズとなると覚えておきましょう。
「フロマージュブラン」という名前の意味
「フロマージュブラン」という名前はフランス語にちなみます。
これはフランス語で「白いチーズ」を意味しているのだとか。
実際に「フロマージュ」がチーズを意味しています。
そして「ブラン」が「白いこと」を意味しています。
その2つの単語を組み合わせたのが「フロマージュブラン」です。
現地では離乳食にされることも
「フロマージュブラン」は離乳食とされることもあるそうです。
実際に「フロマージュブラン」は栄養もたっぷりで消化にも良く、塩味も控えめという特徴を持っています。
そのため、赤ちゃんでも安心して食べられるのです。
「マスカルポーネチーズ」との違い
ここからは「マスカルポーネチーズ」との違いをまとめます。
「マスカルポーネチーズ」はイタリアの名産品
「マスカルポーネチーズ」はイタリア原産のフレッシュチーズのことを意味します。
イタリアでは古くから愛されているチーズの1つです。
現代でも様々な場面で使用されるチーズとなっています。
そのため、フランスの「フロマージュブラン」とは別物と言えるのではないでしょうか。
「マスカルポーネ」の意味
「マスカルポーネ」とはイタリア語で「何と素晴らしい」を意味する言葉となります。
実際に「マスカルポーネチーズ」はイタリア全土で生産されるほど王道のフレッシュチーズとされています。
脂肪分は高いものの酸味や塩味が抑えられていて天然の甘味が感じられるのが特徴です。
見た目も泡立てたクリームやヨーグルトのように美しいのが特徴となっています。
そんなフレッシュチーズを現地では「マスカルポーネチーズ」と呼ぶわけです。
「クリームチーズ」との違い
最後に「クリームチーズ」との違いについても見てみましょう。
「クリームチーズ」はアメリカで生まれたレシピ
「クリームチーズ」はアメリカ原産のフレッシュチーズを意味します。
アメリカでは古くから愛されているチーズの1つとされます。
これは世界最古のチーズとしても知られるチーズです。
そのため、フランスの「フロマージュブラン」とは別物と言えるでしょう。
自作されることも多い「クリームチーズ」
もともと「クリームチーズ」はニューヨークの乳製品加工業者ウィリアム・ローレンスが生クリームと全乳から作ったのが始まりとされています。
ただ、製造方法はシンプルなため、個人で作ることもできます。
作り方はとてもシンプルで「生クリームに生乳を混ぜて湯煎し、乳酸菌で発酵させるだけ」です。
なお、乳酸菌はプレーンヨーグルトで代用することも可能です。
日本でも材料さえ集めれば自作することができるので、気になる方は実際に作ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
「フロマージュブラン」はフランスやベルギーで愛されているフレッシュチーズの一種となっています。
見た目はクリームやヨーグルトに近いですが、分類としてはチーズとなります。
他の「マスカルポーネチーズ」や「クリームチーズ」とも別物なので、その点は間違わないよう覚えておきましょう!