水族館の人気者のオットセイ。
海獣と呼ばれるこの海の生き物、その鳴き声にはある秘密があるんだとか。
ここでは、このオットセイの鳴き声について解説します!
オットセイの鳴き声
オットセイはどのような泣き声をしているのか見ていきましょう。
こんな鳴き声です!
気になるその鳴き声を、さっそく動画で確認していきましょう。
動画はこちら
動画の27秒くらいに、「オウッオウッオウッオウッオウッ」と鳴いているのが分かりますね!
なんだか犬っぽい鳴き声です。
ちなみ、「オウーーーン」と雄たけびのように鳴くこともあるようです!
アシカ科の声はライオン?
オットセイが動物として属するグループの「アシカ科」ですが、その鳴き声はライオンのようだといわれることもあります。
アシカ科の英名シーライオンは鳴き声由来?
アシカ科の英名は「Sea lion(シーライオン)」。
直訳すると海のライオンという意味になります。
実はその名前がこの鳴き声から由来しているという説もあります。
動画で確認してみてください!
動画はこちら
これはかなりの迫力ですね!!
海のライオンというのも頷けます。
雄にタテガミがあるからという説も
鳴き声も似ていたのですが、オットセイの雄にタテガミがあるからという説もあります。
たしかに上の動画を見ると首の周りがライオンのようにフサフサしています。
これはたしかにライオンっぽいですね。
オットセイの鳴き声のような咳
そんなオットセイの鳴き声ですが、人間の赤ちゃんがこんな咳をしていたら注意が必要なようです!
乳幼児に多いクループ症候群
グループ症候群とは、喉の声を出す部位周辺が炎症し呼吸困難などが起こる病気です。
その症状として、オットセイの鳴き声のような咳が挙げられます。
ケンケンという乾いた咳のような感じとなり普段の咳とは明らかに違うもの。
一度聞いたら忘れられないくらい特徴的な咳となりますが、もしものために上の動画のオットセイの鳴き声を聞いて覚えておくことをお勧めします。
乳幼児に多いので小さいお子さんを持つお父さんお母さんは注意です!
子供がオットセイの鳴き声みたいな咳をしていたら夜間でもすぐに病院へ!
そしてこのグループ症候群、症状が悪化すると呼吸困難にまで及びます!
夜間に悪化することが多く、昼間は大丈夫そうでも夜になってあっという間に窒息しそうになることもあるそうです。
息が苦しそうだったら夜間でもすぐに病院へ、もし顔色が悪く唇が紫色になっていたら救急車を呼んでください!