クリスマスに向けて恋人を見つけたい!素敵なクリスマスを過ごしたい!とお見合いパーティーやクリスマスパーティーなどに参加して出会いを求めた人も多いのではないだろうか。クリスマスは、婚活をしている人にとっては一番の勝負どころと言ってもいい程、プロポーズが一年で一番多いタイミングなのだとか。東京・青山にある「結婚相談所マリーミー」においても今年は過去最高のプロポーズ数だったという。一方で、「今年もまた恋人が出来なかった…」という人にとっては、今は辛い時期かもしれない。結婚相談所マリーミーの代表で、約1000件以上の成婚実績を持つ恋愛・婚活アドバイザーの植草美幸氏が、「クリスマスが過ぎた後に婚活中の人がすぐやるべきこと」として婚活についての最新のアドバイスを発表した。
クリスマスが終わっても諦めないで!お正月は気軽に連絡できるチャンス!
クリスマスまでに恋人ができなくても、“もういいや…”と諦めモードになる必要はないという。実はクリスマスの後にもチャンスがすぐにある。それはお正月とバレンタイン。まずお正月は、久しぶりの人とあいさつをする絶好のチャンス。そして休みでゆっくりしている人も多いタイミング。そんな時こそ、気になっている相手がいる人は、「明けましておめでとう!元気にしてる?」とか、「HAPPY NEW YEAR!久しぶりにご飯でも行こうよ」など、あくまで気軽に声をかけてみよう。NGなのは、かしこまったり緊張し過ぎたりして重々しく連絡すること。そうすると相手も構えてしまうので、あくまで新年の楽しい空気感でコミュニケーションを取ることが重要だそう。仕事先の人でも、同じ空気感のまま失礼にならない程度の言葉遣いで、年賀状・年賀メールなどを書いてやりとりをすることも出来るはず。またもし気になる人がいない場合は、昔の同級生や知人に連絡を。人となりを知ってくれている友人達と久しぶりに交流をすれば、人の輪が広がって行くこともあるかもしれない。
いいかもと思う人には結婚する意思を聞く・探る
お正月のやりとりの先に、もしちょっといいかもと思う人が見つかったら、まずはその人が独身か、そして結婚する意思がある人かを確認することが重要だという。“そんなこと、自分からは聞けない…”と思った人へのアドバイスは、「あくまでいち意見として聞く・探る」ということ。この段階では、「誰かと結婚しているか」「誰かと結婚する気があるか」を聞くだけで、「自分と結婚する気があるか」を聞くのではないのだという。そしてそのステップを終えたら、段々と密なコミュニケーションを取っていくことになるのだが、ここに婚活における最重要ポイントが。それは、あくまで世間話の中で、「私は次に付き合う人とは結婚したいと思っている」ということを伝えておくこと。お互いが好きになる前の段階で、その話題を出しておくことが最重要だという。そして相手のことを好きになり始めたら、バレンタインは告白に最高のタイミングとなる。ぜひ早めに素敵なお店に予約を取って、「行きたかったお店の予約が取れたんだけど、一緒に行かない?」などと誘って告白を。
告白する時には結婚前提であることを共有する
「告白は男性にしてもらいたい」と考える女性は多いと思うが、昨今は男性からの告白はかなり減っているという。「〇〇ハラスメント」と誤解されることを恐れたり、ナイーブな男性も増えたりしたことから、「女性側が動かなければ事態は進展しない」が婚活業界でも常識になりつつあるそうだ。そのため、男女を問わず、気になった人には恐れずに告白することが重要となる。ただここで大切なのは、「前に話した通り、私は結婚を考えられる人としか付き合いたくないから、その前提で付き合ってもらえますか?」と確認すること。付き合う前に、「結婚に向かって付き合うことを了承してもらう」のである。この前提を共有出来るかどうかで、婚活では天と地ほどの差が出てくるという。結婚相談所の場合、この前提は最初から共有して交際することになる。さらにスタッフがしっかりとサポートするのでスムーズに進んでいくのだが、普通の恋愛ではこの前提から自分できちんと確認していかなくてはならない。ここをクリアしていないで付き合ってしまうと、何年も付き合ったのに結局破局になるなど、婚活における「愛し損」をすることになりかねないので気をつけたいものだ。
お正月は神社で“今年こそは良い出会いがありますように…”と願うばかりではなく、まずは気軽に新年の挨拶をして良縁のチャンスを掴んでみてはどうだろうか。