旅行大手のJTBは、シンガポール政府観光局などと日本人の海外旅行需要の回復に向けて連携協定を結びました。
JTBが連携協定を結んだのは、シンガポール政府観光局とシンガポール航空です。日本人の海外旅行需要の早期回復に向け、企業の会議や研修旅行など、ビジネスイベントの誘致が主な目的だということです。
JTBによりますと、シンガポールはアジアのハブ都市であり、国際的な会議なども多く開催されるほか、日本からの直行便でおよそ7時間とアクセスが良いことなどから今回の連携に至ったとしています。
JTBは、全国の法人支店網などを活用して販売の強化を進める考えで、今回の連携を通じて、2025年にはシンガポールへのビジネスイベントの誘致をコロナ前の水準にまで戻す計画です。