経団連の十倉会長は、日経平均株価が史上最高値を更新したことを受けて「株高を持続性のあるものにしなければならない」と話しました。
経団連 十倉会長
「期待も入ってると思うので、賃上げをはじめとして、成長と分配の好循環を実施していくということが、これから我々の大事なところだと思います。この株価、株高を持続性のあるものにしていかなきゃいけない」
経団連の十倉会長は株高の要因について、円安や中国経済の低迷などを理由に挙げたうえで、「成長と分配の好循環に向けて日本も動き出したという潮目も評価された」として、日本経済への高評価だと受け止めました。
その上で、賃上げなどを通じて「株高を持続性のあるものにしなければならない」と訴えました。
一方で、急激な株高はバブルではないかという質問に対しては「突破したときぐらいは素直に喜んだらいいんじゃないかと思う」と答えました。