![三菱商事 ケンタッキーを展開する日本KFC株の売却を検討 小売り事業のテコ入れ進める](/assets/out/images/jnn/1023165.jpg)
大手商社の三菱商事がケンタッキーフライドチキンを展開する日本KFCホールディングスの保有株式の全ての売却を検討していることがわかりました。
三菱商事は1970年、「ケンタッキーフライドチキン」の日本1号店を愛知県名古屋市にオープン。翌年には東京都内に進出し、現在は全国およそ1200店舗を展開しています。
三菱商事は現在、日本KFCホールディングスの株式の35.12%を保有していて、関係者によりますと、すでにファンドなどに対し株式を売却する考えを伝えていて、保有分の全ての売却も視野に検討しているということです。
入札は来月にも行われる見通しで、売却額は数百億円規模にのぼるとみられます。
三菱商事は小売事業の見直しを進めていて、今月6日には子会社のローソンをKDDIとの共同経営にすると発表したばかりです。