![森秋彩 パリ五輪の楽しみは“本場のクロワッサン”「心も体も喜んで良いパフォーマンスが出る」](/assets/out/images/jnn/1027679.jpg)
スポーツクライミングでパリ五輪内定を決めている森秋彩(20、もり・あい)が個人スポンサー契約する住友商事株式会社を訪問し、社員らの激励を受けた。
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初めての激励会出席で緊張した表情を見せていた森だが、自分の憧れであり親交のある東京五輪銅メダリストの野口啓代(34、のぐち・あきよ)さんがサプライズで登場すると一気に笑顔に。さらに野口さんからはヘアケアと野口さん曰く“世界一の前腕”をケアする用品が贈られた。
激励会では「負けず嫌いで、自分の限界まで追い込むところが、クライミングの好きなところ」と競技の魅力を語った。パリ五輪に向けては「クライミングを知らない人たちにも、自分の登りでクライミングの魅力を伝える」と意気込みも語った。さらに質問を受ける中で食事面について聞かれる場面も。森自身は勝負飯はなく、栄養面よりその土地で有名なものに興味があるという(先日の佐賀で行われたジャパンカップでは佐賀牛を食べた)。
森秋彩:
せっかく行くなら地元のものを楽しんだりとか、ちょっと旅行感覚でウキウキして出た方が、栄養学的なものとか関係なしにテンションが上がってパフォーマンスが上がるって自分の中では思っている。やっぱり、なんかいろいろ考えて、決まった勝負飯を食べるというよりその土地土地のものを楽しんで食べてよし、明日頑張るぞみたいな感じで意気込むのが一番心も体も喜んで良いパフォーマンスが出るんじゃないかなっていうふうに思ってます。
初めてだったという激励会に新鮮な気持ちで英気も養った。
森:
激励会されたのが初めてだから…お祝いしてもらうっていう経験が初めてだったけど、これだけの人が応援してくれてるんだって思って嬉しかったです。
Q.
パリ五輪で楽しみにしている事は…
森:
本場のクロワッサン、焼きたてのクロワッサンを食べてみたいです…集中力を1回切ることでメリハリがついて、大会のときによしやるぞって、なんかスイッチを切り替えられるので、そういう感じでパリ五輪期間中でもちょこちょこ外に出て、観光して気を緩めつつ、しっかりやるべき時には気合入れてできたらいいなって思ってます。
森秋彩(もり・あい)
2003年生まれ 茨城県出身 154センチ
2022年9月ワールドカップ(リード)で初優勝。同10月ワールドカップ複合でも初優勝。ワールドカップ(リード)ではこれまで3勝をマーク。2023年世界選手権女子複合での銅メダル獲得によりパリ五輪代表に内定した。24日のリード・ジャパンカップでは大会5連覇を果たした。