パレスチナ自治区ガザでの戦闘停止などに向けたイスラム組織ハマスと仲介国との協議について、進展することなく終了したなどとAP通信が報じました。
AP通信がエジプト当局者の話として伝えたところによりますと、首都カイロで3日間にわたって行われていたイスラエルとハマスとの戦闘停止などに向けた協議は5日、進展することなく終了しました。
イスラエルは代表団の派遣を見送りましたが、ハマスの代表はカイロを訪問してアメリカやエジプトなど仲介国の代表らと協議に臨み、「イスラエル軍がガザから撤退しない以上、人質の解放はしない」と述べたということです。
一方で、ハマスは新たな提案を示したということで、仲介国がイスラエルと近く協議するとしています。