アメリカ政府が選ぶ、今年の「国際勇気ある女性賞」に元自衛官の五ノ井里奈さんが選ばれ、4日にアメリカ・ホワイトハウスで行われた授賞式に出席しました。
【写真を見る】五ノ井里奈さん「国際勇気ある女性賞」受賞でホワイトハウス式典に出席 “声をあげなくていい社会”に【news23】
元自衛官 五ノ井里奈さん
「(Q.いよいよ出発ですが)緊張しますね。スピーチありますよ。ヤバいです」
元自衛官の五ノ井里奈さん(24)。緊張した面もちで向かったのは…ホワイトハウスです。
アメリカ政府が男女平等や女性の人権擁護のために貢献した人を表彰する「国際勇気ある女性賞」。今年は五ノ井里奈さんなど12人が受賞しました。
五ノ井さんの実名での告発が「伝統的な日本社会ではタブー視されてきた問題に光を当てた」と評価されました。
元自衛官 五ノ井里奈さん
「賞をいただけたのは自信に繋がりましたし、自分の行動は間違っていなかったと。私が目指してるのは、最終的には“声を上げなくてもいい社会”になってほしい。夢と希望を持って入った場所をやめることがないような社会になってほしい」
今後は、柔道や講演活動を通して「声をあげる」大切さを伝えるとともに、ハラスメントに悩んでいる人の居場所を作っていきたいと話しました。