気象庁は千葉県東方沖を震源とする地震について、引き続き、震度5弱程度の地震が発生するおそれがあるとして注意を呼びかけています。
【動画】千葉東方沖・震度5弱程度の地震に引き続き注意 房総沖では「ゆっくりすべり」で2.1センチの地殻変動
千葉県東方沖やその周辺では先月26日深夜から地震活動が活発になっていて、きょう午前8時までに震度1以上を観測した地震は、あわせて38回発生しているということです。
気象庁はきょう行われた定例の会見で改めて、「震度5弱程度の強い揺れが観測される可能性がある」として注意を呼びかけました。
さらに「地震活動がいつまで続くかはわからない」としたいうえで、「引き続き、活発な活動が続いているので注意が必要」としています。
国土地理院によりますと、この地震活動に関連して房総半島沖ではゆっくりすべりが発生していて、房総半島東岸の千葉大原では南東方向に2.1センチの地殻変動が生じたということです。