![【DeNA】度会の対外試合9戦連続打で先制も...2戦連続ドロー、8回に梶原1号ソロで追いつく 先発・ジャクソンは4回無失点](/assets/out/images/jnn/1045040.jpg)
■プロ野球 オープン戦 DeNA 2ー2 西武 (9日・横浜スタジアム)
DeNAは西武に引き分け、オープン戦の成績を2勝2敗4分とした。両チーム無得点の5回に、度会隆輝の対外試合9戦連続安打となるタイムリーヒットで先制。その後3番手・ケイが逆転を許したが、8回に梶原昂希の1号ソロホームランで同点に追いついた。
先発は新外国人右腕のジャクソン。前回登板した2月24日の日本ハム戦では2回1安打無失点の内容だった。今日の試合では4回を投げ、62球2安打無四死球無失点。毎回の5奪三振でピッチングをまとめた。
スタメンは、1番ライト・度会隆輝、2番ファースト・オースティン、3番レフト・佐野恵太、4番ショート・石上泰輝、5番DH・宮﨑敏郎、6番センター・勝又温史、7番キャッチャー・伊藤光、8番サード・井上絢登、9番セカンド・西巻賢二のオーダーを組んだ。
ジャクソンは初回、2回と打者6人をパーフェクトに抑える立ち上がり。
一方の打線も相手先発の今井達也の前に、2イニング続けて三者凡退に終わる。
3回、ジャクソンは先頭の元山飛優にライト線へのツーベースヒットを喫し、この試合両チーム通じて初めてのランナーを背負う。それでも先日の侍ジャパンシリーズ2024で日本代表に選ばれた古賀悠斗を空振り三振に抑えるなど、後続を断ち無失点。
するとその裏、先頭の伊藤がピッチャーへの内野安打でチーム初出塁。2死から度会が四球を選び、一・二塁と今井を攻める。しかし続くオースティンが見逃し三振に倒れ、先制点は奪えず。
4回も続投したジャクソンは、2死から長打で得点圏にランナーを招くが、5番・ブランドンからこの試合5つ目の三振を奪い、西武打線に先制を許さず。この回を投げ切ってマウンドを降りた。
その裏、打線は4番に入ったルーキー・石上が、オープン戦9安打目となる左中間へのスリーベースヒットを放ち、無死三塁とチャンスメイク。続く宮崎の遊ゴロで本塁生還を狙ったが、相手の好返球に阻まれタッチアウト。この回も無得点に終わった。
5回からはジャクソンに代わり、2番手で森原康平がオープン戦初登板。しかし先頭・外崎修汰のフライをセンター・勝又が落球し、2塁にランナーを背負う。それでも続く元山の左フライで、三塁を狙った外崎を塁上で刺し2アウト。その後ヒットと暴投で再び2塁にランナーを置くが、若林楽人を空振り三振に抑えピンチを脱した。
直後の攻撃で1死からルーキーの井上が内野安打で出塁。オープン戦出場2試合目で初ヒットを記録すると、西巻も続いて1死一・二塁とこの回から登板した相手2番手・與座海人を攻める。ここで度会がレフトへタイムリーヒットを放ち、DeNAが先制。度会はオープン戦6試合連続安打となった。
6回、DeNAは3番手で新外国人左腕のケイが、オープン戦初登板。味方の送球エラーなどで2死一・二塁とピンチを招くが、ブランドンを二ゴロに打ち取り無失点。
ケイは7回も続投したが、2死二塁から若林にセンター前へタイムリーヒットを喫し、同点に追いつかれた。
その裏、打線は先頭の井上が2打席連続となるセカンドへの内野安打で出塁すると、1死から途中出場・楠本泰史の打席で二盗に成功。勝ち越しのチャンスを作る。しかし楠本は二ゴロ、途中出場の林琢真は中フライに倒れ、勝ち越しならず。
8回、3イニング目となったケイは、四球でランナーを出すと、2死二塁からブランドンにレフト前へタイムリーヒットを浴びて、勝ち越しを許した。
それでもその裏、打線は4イニング目となった與座から、先頭の梶原昂希がレフトスタンドへ2試合連続の長打となる第1号ソロホームランを放ち、2ー2の同点に追いついた。さらに2死から四球とヒットで一・二塁と與座を攻めるも、ここまで2安打の井上が捕フライに倒れて、この回の得点は1点どまり。
9回、DeNAのマウンドには4番手で石川達也が登板。先頭打者にヒットを許すが後続をいずれも内野ゴロに抑えた。
その裏、DeNAの攻撃は代打・益子京右から。しかし西武3番手・豆田泰志の前に、益子は中フライ、楠本は空振り三振に倒れて2アウト。最後は代打・大田泰示も空振り三振に抑えられ、ゲームセット。