![埼玉ワイルドナイツが怒涛の9連勝!日本代表・松田力也がキックで16得点の活躍 BL東京との全勝対決制す【ラグビー】](/assets/out/images/jnn/1044932.jpg)
■ラグビー・リーグワン第9節 埼玉パナソニックワイルドナイツ36―24東芝ブレイブルーパス東京(9日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園ラグビー場 )
8戦全勝同士の対決は、埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)が東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)を下し、リーグワン開幕から負けなしの9連勝で首位をキープした。
埼玉WKは日本代表スタンドオフ(SO)の松田力也(29)の4本のペナルティゴールなどで19-10とリードして前半を終えると、後半は長田智希(24)や山沢京平(25)らがトライを決め、若い力でBL東京を突き放した。
ともに8戦8勝で1位の埼玉WK(勝点38)と、2位のBL東京(勝点37)。リーグワンが誇る強豪同士が激突。昨季は2度対戦し、22-19、34-22と埼玉WKが勝っている。
日本代表のエディー・ジョーンズ監督(64)も視察に訪れたこの試合。前半1分にBL東京のSOリッチー ・モウンガ(29)の個人技で、約60mの独走を許しトライを奪われる。ゴールも決められ7点のビハインドとなった埼玉だが、その6分後にFW戦を制しトライを返す。SO松田力也(29)のゴールも決まり、すぐさま7-7の同点に追いつく。
日本代表のSOでもある松田は、この日キックが絶好調。約40mのペナルティゴールなど、4本を成功させ小刻みに得点を重ねていく。BL東京に攻め込まれる場面もあったが反則に救われ、埼玉WKが19-10とリードして前半を終える。
後半5分には、昨季新人賞に輝いたWTB長田智希(24)がゴール右隅にトライをあげ埼玉WKが24-10とBL東京を突き放す。
その5分後には敵陣内でCTBディラン ・ライリー(26)のキックでボールは転がりインゴールへ。相手がもたつく間にFB山沢京平(25)が押さえてトライ。29-10とリードを広げる。
中盤に入るとBL東京に2つのトライを許し、29-24と1トライ差まで詰め寄られる。さらにピンチを迎えるが、途中から入ったベテラン・堀江翔太(38)がジャッカルを成功させ追加点を許さない。
そして試合終了間際に埼玉WKがトライを決めると、SO松田もゴールを成功。この日4つのペナルティに2つのコンバージョンと6本のゴールを決め16得点をあげたSO松田の活躍で、追いすがるBL東京に勝利し開幕から9連勝を飾った。