![【ロッテ】投手陣最年長の美馬学、3回1失点 開幕ローテ返り咲きへ「今年しっかりやらないと長くも出来ないので」](/assets/out/images/jnn/1045042.jpg)
ロッテの美馬学(37)が9日、ZOZOマリンスタジアムでソフトバンクとのオープン戦に先発登板した。
今季実戦2度目の登板だったが、1回、1番・周東にツーベースを打たれ、続く栗原には四球。3番の近藤をセカンド併殺に抑えるものの、4番・山川の打席でワイルドピッチで先制点を献上。
しかしその後は立ち直り、2イニングを三者凡退。3回1死から周東、栗原を2者連続の三振に仕留めた。
この日は3回45球を投げ、2奪三振1安打2四球、1失点の内容でマウンドを降りた。「結果的には良かった。スライダーは上手く投げられたんじゃないかな」と手応えを掴んだようだ。
昨季は先発の柱として活躍を期待されるも、開幕から調子が上がらず3勝9敗、防御率4.76と不本意な成績に。調整のため出場登録選手を抹消されることもあり、苦しいシーズンを過ごすことになった。
「去年全然ダメだったので、今年しっかりやらないと長くも出来ないので1試合1試合を大事にやっていきたい」と話し、プロ14年目のベテランが開幕ローテーションへの返り咲きを目指し、気持ちを新たにした。
■美馬学(みま・まなぶ)
1986年9月19日生まれ、茨城県出身。169㎝75kg、右投左打、投手。10年ドラフト2位、藤代高~中央大~東京ガス~楽天~ロッテ。昨年8月、史上155人目となる通算1000奪三振を達成。