岸田総理はきょう、ブルネイのビラ皇太子と会談し、両国間の関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げすることで一致しました。
岸田総理
「外交関係樹立40周年の日ブルネイ交流年として祝う中で、皇太子殿下を日本にお迎えできまして大変光栄に思ってます」
今年は日本とブルネイの国交を樹立してから40周年の節目の年にあたりますが、会談では、▼両国間の関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げすることや、▼ビザ免除に伴う在留期間の延長など人的交流をさらに強化すること、▼南シナ海で覇権的な動きを強める中国を念頭に、海洋安全保障で連携することなどを確認しました。
政府関係者によりますと、外国の軍隊などに防衛装備品の提供などを行うOSA=「政府安全保障能力強化支援」をブルネイに実施することも「将来的な安全保障強化の選択肢としてあり得る」としています。