![前田穂南、東京五輪のリベンジ誓う「スタートラインに立つまで準備が必要」パリ五輪女子マラソン内定](/assets/out/images/jnn/1049677.jpg)
1月の大阪国際女子マラソンで2時間18分59秒の日本新をマークし、パリ五輪のマラソン代表に内定している前田穂南(27、天満屋)が12日、会見を行った。
前田は「決まったということについてはほっとしています」と安堵の表情を浮かべた。出場すれば2大会連続の五輪となるが2021年の東京五輪では日本人選手最下位の33位、「東京五輪では凄い苦しい思いというか、環境面でも苦しい部分があったんですけど そこが一番、いままでの中で苦しい期間だったなっていうのがあるので、パリではこれ以上の苦しみはないと思うので、自分らしくしっかり走っていきたいと思います」と話した。
最後の1枠を争う名古屋ウィメンズマラソンは自宅で観戦していて「他の選手がどのような調子かわからなかったので、自分の記録を超えてくるのかっていうのはすごい気になっちゃいましたんですけど、後半はもうタイムを見たら多分無理だなっていうのがあったので、そこで、(パリ五輪内定が)わかりました」と語り、両親からは「おめでとう」と一言だけいわれたと笑顔を見せた。
「東京でいろいろ経験したことを活かしてパリに向けて準備していきたいというのはあります」具体的には「スタートラインに立つまでいろんな準備が必要だなというのがあって練習だったり練習環境だったりいろんな面で全部必要だなというのがあった」と東京の経験を糧にリベンジを誓い、パリでの目標を聞かれると「まだ秘密です」と報道陣の笑いを誘った。