ロシア西部に対し、ウクライナ側からとみられる越境攻撃が続いています。国境に接するベルゴロド州では14日、2人が死亡したということです。
ロシア国防省は14日、ウクライナと国境を接する西部ベルゴロド州でウクライナ軍による越境攻撃の試みを阻止したと発表しました。
ウクライナ側の兵士とみられる195人を殺害、戦車5両などを破壊したとしています。
ベルゴロド州には13日の夜から14日にかけて、ウクライナによるドローンやロケット砲などの攻撃が相次いだとされていて、ベルゴロド州の知事はSNSに14日、州内で合わせて2人が死亡したと投稿。隣接するクルスク州の知事も、国境の集落でウクライナ軍による越境攻撃の試みが続いてるとしています。
一方、ロシア国防省はウクライナ侵攻を始めた2022年2月以降、ウクライナ側に兵士として雇われた外国人は1万3387人にのぼり、うち5962人を殺害したと発表しました。日本人は15人いて、うち1人を殺害したと主張しています。詳細は明らかにしていません。