北陸新幹線の金沢駅から福井県敦賀駅までの区間がきょう、延伸開業しました。北陸全体の経済活性化が、能登半島地震からの復興の後押しとなることに期待が寄せられています
【動画】能登復興の後押しになることも期待 北陸新幹線が福井県内まで延伸開業
敦賀駅では午前6時11分に東京行きの一番列車「かがやき502号」が出発しました。
今回の延伸開業により、最短で東京・福井間は2時間51分、東京・敦賀間は3時間8分で結ばれます。
福井県 杉本達治 知事
「まずは敦賀・福井が元気になって、これを金沢・加賀方面に広げていって、さらに能登半島全体へ広げていく。大きな起爆剤になれば、うれしい」
午前9時34分には東京からの一番列車が敦賀駅に到着しました。
東京駅から乗車
「金沢駅までは来たことあったけど、鉄道の歴史に触れた感じがして、すごかった」
福井駅から乗車
「たくさん、ほかの県の方も乗っていて、敦賀や福井がますます良くなるなと」
一方、福井駅では…
記者
「恐竜王国福井、フクイサウルスがお出迎えです」
東京から乗車
「楽しかった、乗ってみて」
福井出身の男性
「(切符取るの大変じゃなかった?)インターネットで連打した。やっと開通しましたね。それだけです、うれしくて」
出迎えた人
「きょう、新幹線が開業したので、歓迎の気持ちを表したくて来ました。東京からの一番列車の方、たくさん手を振ってくれて、すごくうれしかった」
首都圏とのアクセス向上による経済の活性化が、能登半島地震の被災地復興に向けた後押しとなることも期待されています。