![ロシア大統領選は「自由・公平でない」欧州で非難相次ぐ](/assets/out/images/jnn/1061457.jpg)
プーチン大統領が当選を確実としたロシアの大統領選挙について、ヨーロッパ諸国では「自由・公正でない」などと批判する声が相次ぎました。
イギリスのキャメロン外相は17日、SNSを投稿し、「ウクライナ領内で違法な選挙が行われ、有権者に選択の余地もなく、OSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構による独立した監視もなかった」と問題点を指摘し、「これでは自由で公正な選挙とは言えない」と非難しました。
ドイツ外務省もSNSで「ロシアのまがいものの選挙は自由でも公正でもなく、誰も結果に驚かない。プーチンの支配は検閲、抑圧、暴力に依存している。ウクライナ領内での選挙は無効であり、国際法違反だ」と非難しました。
また、ポーランド外務省は声明を発表し、「投票は厳しい抑圧の中で行われ、自由で民主的な選択が妨げられていた」と指摘。ウクライナ領での選挙実施も、その結果も「決して受け入れられない」と違法性を強調しました。