自民党は、党紀委員長の辞任を申し出た衛藤晟一参院議員の後任に逢沢一郎元国会対策委員長を起用することを決定しました。
自民党の党紀委員長に就任した逢沢氏は、衆議院・岡山1区選出の当選12回で、自民党の国会対策委員長や衆議院の政治倫理審査会の会長などを歴任しています。
党紀委員長を辞任した衛藤氏は、かつて二階派に所属し、派閥の裏金事件をめぐり、収支報告書の記載に問題があったため、党の聴き取りを受けています。
衛藤氏は辞任の理由について、「政治資金収支報告書に不記載はないが、誤記載があったことの道義的責任をとりたい」と説明しています。
党紀委員会は議員の処分を決める機関で、今後、裏金事件に関わった議員の処分を検討することになります。