日本航空は航空機製造メーカー2社から42機の新型機を購入し、国際線の事業規模を2030年度には現在の1.4倍にする方針を明らかにしました。
日本航空によりますと、航空機製造メーカーのエアバスとボーイングからあわせて42機の新型機を購入することを決めたということです。
機種はエアバスA350-900とエアバスA321neo、それにボーイング787-9のあわせて3機種です。購入金額は非公表ということですが、カタログの価格では合計で1兆8700億円です。
新型機42機のうち30機は2027年度から国際線で導入予定で、航空機の数を増やすと同時に大型化することで国際線の事業規模を2030年度の時点で今年度の1.4倍にするとしています。
また、新たに購入する機体は燃費性能が高く、二酸化炭素の排出削減にも効果があるということです。
日本航空の赤坂祐二社長はきょうの会見で、「日本離発着の需要はこれからも伸びていく。拡大する需要をなんとか取り込みたい」と決意を語りました。