![26日の平壌開催が急転直下、中止に…試合は5日後のサッカー日本代表に衝撃、田嶋会長「平壌ではやらないことが決まった」](/assets/out/images/jnn/1068087.jpg)
■FIFAワールドカップ26アジア2次予選 日本 1ー0 北朝鮮(21日、東京・国立競技場)
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日本代表(FIFAランク18位)は北朝鮮代表(同114位)に1ー0で辛勝、ワールドカップアジア2次予選3連勝を飾った。
勝利の喜びに浸った日本に衝撃の情報が飛び込んできた。日本サッカー協会(JFA)は、26日に北朝鮮の平壌で行う予定だった第2戦において、平壌開催が中止になると発表した。試合後に取材に応じたJFAの田嶋幸三会長(66)が明らかにした。
田嶋会長は「今朝突然AFC(アジアサッカー連盟)に対してDPRコリア(北朝鮮)から平壌での開催が難しいということが送られて来ました」と話した。
チームはこの日の試合後、中国・北京へと移動し合宿を行い、25日に平壌入りの予定だったが、「我々も明日出発予定だったわけですし、ただ平壌ではやらないということが決まったということは、皆さんにお伝えしなきゃいけないし我々も今日聞いて、今になっている」と、JFA自体も混乱している様子が伺えた。
アウェーの北朝鮮戦を巡っては、2月にもサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のパリ五輪アジア最終予選第1戦が当初予定していた平壌では行われず、試合3日前にサウジアラビアのジッダ開催が決まるという異例の経緯をたどった。
さらに田嶋会長は「日本でできないかということを聞かれたんですけど、できますっていうことについては申し上げられないということと、少なくとも2日、3日かかるとすればもう(試合は)来週火曜日ですし、それはもう難しいっていうこともお伝えしました」と語り、「それはご理解いただいたと思ってます。そのことはミーティングの内容も含めてAFCに伝達する予定です」と、日本での開催は難しい旨をAFCに伝えるとしている。