■MLB ドジャース 11-15 パドレス(21日、韓国・ソウル)
メジャーデビュー戦に挑んだ山本由伸(25)は立ち上がりから崩れ、1回43球、被安打4、奪三振2、四死球2、失点5と苦しいマウンドとなった。チームは両チーム計33安打の乱打戦に敗れ、山本はメジャー初黒星を喫した。
ほろ苦いデビューとなった登板について「立ち上がりからコントロールがうまくできずピンチを広げてしまい、そこから失点につながってしまった。しっかりと試合を振り返って、なるべく早く切り替えて次の試合に向かっていきたいです」と語った。
試合前には水原一平通訳(39)の電撃解雇を受けて、この試合から大谷の隣にはかつてドジャース(2016年~2019年)に在籍していた前田健太(35)の通訳を務め、現在はチームの編成部パフォーマンスオペレーション主任を務めているウィル・アイアトン(35)がベンチに入り、大谷と山本の通訳を行った。
水原氏について質問が及ぶと「今日も登板日だったのであまり話す時間もなく情報も何も持っていなくてちょっとわからないです」と話した山本は、「みんなとにかく勝つことに集中していた」とチームの試合前の状況を振り返った。
「試合に負けてしまったという悔しさは大きいですし、その責任も感じています。シーズンはまだ長いですしこれから良いピッチングをしてチームに貢献していけるように頑張って行きたいです」と次回登板に向けて前を向いた。