![【西武】隅田知一郎が開幕前最後の先発登板 3回3奪三振無失点の好投「チーム一丸となって腕を振ってがんばりたい」](/assets/out/images/jnn/1071210.jpg)
■プロ野球オープン戦 ヤクルト3ー0西武(23日、ベルーナドーム)
プロ3年目の隅田知一郎(24)がオープン戦最後の先発登板で予定通りの3回、32球を投げ、被安打1、奪三振3、四死球0、無失点の好投を見せた。
「開幕が近づいているので本番と思ってマウンドに上がった」と気合を入れたが1回、いきなり1番・塩見 泰隆(30)に初球146キロのストレートを捉えられてツーベースを許した。隅田は「インコースへの真っ直ぐが真ん中に入ってしまった」と振り返った。その後、1死3塁のピンチとなったが、3番・オスナをショートフライ、4番・村上宗隆(24)をレフトフライに打ち取り、無失点の立ち上がりを見せた。
気温8度と寒いコンディションに「ベンチでも上着をすぐ着ること。イニング間にはカイロで手が寒くならないようにした」と寒さ対策も怠らない。2回、3回は多彩な変化球を織り交ぜ、緩急をつけてのピッチングで得点を許さなかった。「しっかりストライクゾーンで勝負できている」と自身の投球に納得の様子。「シーズンは長いですが、チーム一丸となって腕を振ってがんばりたい」意気込んだ。