バイオ医薬品企業上位20社中8社がVault EDCで標準化し、最新の臨床データ基盤を構築
【シンガポール2024年3月25日PR Newswire】Veeva Systems(NYSE: VEEV)は7日、Veeva Vault EDCが開始を支援した試験が1000件以上になったと発表しました。Vault EDCの採用拡大により、企業は最新の電子的データ収集(EDC)の基盤を確立しつつあり、バイオ医薬品企業上位20社のうち8社、医薬品開発業務受託機関(CRO)上位6社のうち2社がVault EDCで標準化しています。これは、先進的な臨床データ管理への移行が進んでいることを裏付けており、トップ20のバイオ医薬品企業1社は最近、25件の試験を移行、より多くの企業がより高い効率性とスピードを求めてVault EDCに切り替えています。
VeevaのRichard Young臨床データ戦略担当バイスプレジデントは「Veeva Vault EDCは、複雑なデータ管理を簡素化し、より迅速な試験構築とプロセスの効率化を実現します」「研究施設、治験依頼者およびCROは、Vault EDCによって労力を50%削減し、実行速度を50%上げることで臨床データ管理を大幅に改善、業界にメリットをもたらしています」と語っています。
臨床チームは、Vault EDCを使用してより迅速に試験を構築しています。業界をリードする機能を備えたVault EDCは、ドラッグ&ドロップのインターフェースを提供、カスタムプログラミングの必要性を排除します。これにより患者フォームの設計や編集チェックの実行が容易になり、時間と労力が節約されます。柔軟性の向上により、企業は複雑なマルチアーム適応試験であっても、必要な試験を実施できるようになります。
Vault EDCは、EDCとVeeva臨床データベース(CDB)を統合し、次世代の臨床データ管理を実現しているVeeva Vault臨床データ管理の一部です。Vault EDCを採用する企業が増えている理由については、veeva.com/WhySwitchtoVaultEDCをご覧ください。
Veeva Vault EDCに関する業界の声
ベーリンガーインゲルハイム(Boehringer Ingelheim)のUli Broedl上級副社長兼臨床開発および業務担当グローバル責任者は「ベーリンガーインゲルハイムでは、臨床データと業務データの両方を所有することが1つの重要な戦略的責務となっています」「単一のクラウドプラットフォーム上に臨床および関連機能全体のデータとプロセスを統合することで、当社は、革新的医薬品の開発を加速できる俊敏なコラボレーションのためのコネクテッド技術環境の確立を目指しています」と語っています。
PT&Rの治験責任医師兼医長のVivienne van de Walle博士は「Veeva Vault EDCは現場により優れたユーザー体験を届け、重要なプロセスを効率化してくれるので、私たちは患者ケアに集中できます」「Vault EDCを使うことで、治験依頼者は治験終了時に文書を作成し、治験実施施設のスタッフとシームレスに共有、承認ができ、治験の完了が迅速化されます」と語っています。
Syneos HealthのPaula Bain臨床開発サービス担当プレジデントは「Veeva Vault EDCを使うことで、ユーザー受け入れテストをほぼ半分の時間で完了できるようになりました」「データ管理プロセスの高速化と効率化により、当社はデータチェックからデータサイエンスへの移行に向け業務を前倒ししています」と語っています。
▽Veeva Systemsについて
Veevaは、ライフサイエンス業界向けクラウドソフトウエアのグローバルリーダーです。イノベーション、製品の卓越性、顧客の成功にコミットするVeevaは、世界最大級のバイオ医薬品企業から新興バイオテクノロジー企業まで、1000社以上の顧客にサービスを提供しています。Veevaは、パブリック・ベネフィット・コーポレーションとして顧客、従業員、株主、そしてサービスを提供する業界を含む全利害関係者の利益のバランスを取るべく尽力しています。詳細については、veeva.comをご覧ください。
Veevaの将来の見通しに関する記述
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