![山梨学院が2大会連続の8強入り!津島悠翔、櫻田隆誠の完封リレー、打線はチャンス逃さず 前回覇者が連覇に勢いかける【センバツ】](/assets/out/images/jnn/1076282.jpg)
■第96回選抜高校野球大会 第7日 創志学園0ー4山梨学院(26日、甲子園球場)
センバツ大会2連覇を狙う山梨学院(山梨)は創志学園(岡山)と対戦し4ー0で準々決勝進出を決めた。
1回戦では京都外大西(京都)と対戦。6点差と大きなリードで2回戦突破を決めた。
山梨学院の先発・津島悠翔(2年)はセンバツ大会直前までメンバー外だったが、今大会では背番号11を背負い、1回戦では6回1失点と打線を援護した。津島は1回、創志学園の先頭・亀谷理仁(3年)に四球を与えるも、後続を打ち取り無失点で切り抜ける立ち上がり。
その裏、創志学園の先発・明星大翔(2年)に対し、先頭の黒沢后琉(3年)は空振り三振。2番・万場翔太(2年)は中安打で出塁するも牽制アウトに。3番・河内佑樹(3年)は二ゴロに終わり、初回得点ならず。
2回裏、山梨学院は2死から6番・横山悠(2年)がセンターへの二塁打を放ち1打で得点圏に走者を置くチャンスを作った。7番・二村仁功(3年)は四球を選び2死一、二塁。途中出場の8番・岩城敦仁(2年)はセンターに適時打を放つと、先制点を奪った。
続く3回にも2番・万場が四球で出塁すると4番・梅村団(2年)が中安打、5番・針尾泰地(3年)が2死一、二塁からセンターへ2点適時打を放ち3ー0とリードを広げた。さらに創志学園の2番手・中野光琉(3年)から四球などで2死一、三塁と追加点のチャンスを作ると7番・二村にレフトへの適時打が飛び出し、4点目を加えた。
先発した津島は6回3分の1を投げて3安打無失点に抑える上々の内容でエース櫻田隆誠(3年)にマウンドを託した。
終盤は追加点を挙げられず、津島と櫻田の継投策で完封リレーを演出。センバツ2連覇へ道筋を立てる勝利を掴んだ。