ロックウェル・オートメーション、2024年の「スマートマニュファクチュアリング報告書」から日本に特化した結果を抜粋して発表

2024-03-27 09:00

AIによる効果を実感する一方、労働力の高齢化への懸念が際立つ~

東京、2024年4月26日 /PRNewswire/ -- 産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーであるロックウェル・オートメーションの日本法人、ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社 (本社: 東京都中央区 代表取締役社長: 矢田 智巳、以下ロックウェル・オートメーション) は、本日、製造業が発展している17カ国で1,500社以上の製造部門を持つ企業を対象に実施した2024年の「スマートマニュファクチャリング報告書」より、日本で注目すべき結果を抜粋して発表しました。今年の日本の調査では、AIの投資対効果(以下ROI)、高齢社会への危機感が高まっていることを表す結果となっています。

日本に関連する調査結果概要

  • 過去1年のROIの高い技術について、日本では「生成AI」とする回答が26.5%にのぼり、世界平均より強くAIへの効果が実感されていることが明らかになりました。
  • 今後1年に企業が直面する労働力関連の障害としては、日本では「高齢化」が「新しい技術等への順応」と並んでトップとなり(世界平均:7位)、懸念が高まる様子が際立っています。
  • 日本ではサイバーセキュリティへの関心がさまざまな分野で世界よりも高い結果となっており、危機感の高さを表す結果となりました。

AIへの実装が進みROIを実感、プロセス最適化に期待
過去1年のROIの高い技術について質問したところ、日本でのトップ3は「クラウド・SaaS」(日本35.7%、世界平均25%)、「生成AI」(日本26.5%、世界平均21.0%)、「産業用PC」(日本21.9%、世界平均9.5%)という結果になりました。この1年AIの実装が進み、日本では他国より生成AIへの投資対効果を実感していることが読み取れます。


また、AIが2027年までに製造業務に影響を与える分野を質問したところ、日本でのトップ3は「プロセス最適化」(37.0%) 、「サイバーセキュリティ」(36.0%)、「持続可能性やESG関連の目標のコンプライアンスと追跡」(32.0%)となっていました。この質問については、世界での回答のトップ3は「品質管理」(38.7%)、「サイバーセキュリティ」(36.6%)、「プロセス最適化」(35.5%) となっていました。日本では、同じ質問で「品質管理」を選んだ回答は24.0%に留まり、項目別ランキングでは10位となっていました。


日本の製造部門では、既にさまざまな手段で高度化を進めてきた品質管理よりも、AIによる需給予測の精度向上などによる既存プロセスの最適化を通じた国際競争率向上に一層期待していることが考えられます。

高齢社会による労働力の高齢化への危機感

内閣府の公開した「令和5年版高齢社会白書」によると、日本では、2022年10月時点で65歳以上の人口割合が29%となっています。この数値は、世界銀行のデータからグローバルノートがまとめた資料によると、世界の高齢化率(高齢者人口比率) 国別ランキング・で2位の高齢社会となっています。
今回の調査で、今後1年間の労働力の支障となることについて質問したところ、世界では「チェンジマネジメント(新たなプロセスや技術に対し順応すること)」が1位になっている中、日本では同率で「労働力の高齢化」があげられ、1位になっています。世界レベルではこの項目は7位に留まっており、日本の製造部門における高齢化への焦りを示す結果になりました。
また、世界でも注目度が高く、日本でさらに高く注目された項目としては、スキルを持つ人材を含む人件費の上昇があがりました(第3位)。高齢化に伴い、熟練技術者等の取り合いが加速していることが想定されます。


また、世界でも同じような傾向があるものの、今後1年間の経営面での支障を聞いたところ、日本では「人材と各種リソースを効果的に管理すること」という回答が最も多く、37.0%に達しており(世界レベルでも1位、31.3%)、経営者目線でも人材面での課題が急務であることを表しています。なお、人材不足・熟練労働者不足への解決方法としては、日本では47%が、世界では42%が「労働市場でも人気のない単純タスクの自動化」を選んでいます。

日本におけるサイバーリスクへの注目の高まり

今回の調査では、特に日本でサイバーリスクへの注目が高いことも明らかになりました。
2024年のビジネスの成長に関連して、外部からの阻害点を質問したところ、45.0%の日本の回答者がサイバーリスクを選び、最も懸念点が高い点であることがわかりました。サイバーリスクは、世界的にも3番目に注目された懸念点でしたが(30.1%)、日本ではさらに注目度が高くなっています。
また、ビジネス成果を生み出すスマートマニュファクチュアリングの機能を尋ねた質問でも、日本ではサイバーセキュリティを選んだ回答が43.0%にのぼり、最も注目を集めた項目となりました。世界全体では、AI・機械学習がビジネス成果を生むとする回答が最も多かったことと比較すると、注目度の高さがわかります。
前述の通り、AIが2027年までに製造業務に影響を与える分野についても、日本ではサイバーが注目されていたことを考慮しても、さまざまなサイバー攻撃の報道などから、危機感が高まっている様子がうかがえます。


今後の課題は集めたデータの活用、世界と比較して進まない日本

今回調査対象とした企業に、収集したデータの中から効果的に使用できている割合を質問したところ、回答の中央値は43.6%と、半分以下となりました。なお、この数値は日本でさらに低い数値となっています。日本は、調査した17カ国中、「51-75%」「76-100%」を選んだ人の割合が2番目に少なく、データ活用の実感がますます低くなっていることがわかります。


背景としては、日本ではさまざまなソリューションをばらばらに導入していることより、データの蓄積から活用までがスムーズに行われていないことなどが想定されます。

調査方法について

調査期間:2023年9-10月
調査委託先:Sapio社
調査対象:日本を含む世界17カ国の製造部門を持つ1,567社のマネージャーまたは経営幹部
調査方法:オンライン調査

ロックウェル・オートメーションについて

ロックウェル・オートメーション (NYSE:ROK) は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約29,000名のサポート要員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。https://www.rockwellautomation.com/ja-jp

  1. 一致点を見いだせるか? とりまとめ案に野党猛反発 消費税減税・給付付き税額控除めぐる国民会議 財源示されず…次回会議で政府側が案提示へ
  2. 「絶対に私は無罪」宝島さん夫婦殺害事件の“首謀者”とみられる関根誠端被告の勾留理由開示手続きが行われる 東京地裁
  3. 5歳男児が温泉施設で行方不明から4日目…50人態勢で捜索再開も新たな手がかりなし 鹿児島・霧島市
  4. 【台風情報】台風7号が25日~26日にかけて沖縄に接近へ 関東では25日から朝から本降り  台風8号は熱帯低気圧に変わる予想に【25日あすの天気】
  5. ソフトバンクG株主総会 孫氏「ASI(人工超知能)をやりぬく」 経営トップ継続意向
  6. 首には刺し傷や切り傷が…28歳女性殺害事件 群馬・高崎市 30キロ離れた場所で“猛スピード”女性の車が事故 死亡した運転の男性との関連調べる
  7. 約14年間家賃を払い続け…電気代未払いで発見 神戸冷凍庫の切断遺体 逮捕の元妻は「言い分はありません」 殺害もほのめかす
  8. 台所にいるおばあちゃんの足元にやってきた犬→どうしても抱っこしてほしくて…『あまりにも健気な光景』に悶絶「大好きなんだね」「ほっこり」
  9. 「はやぶさ2」7月5日に小惑星「トリフネ」近くを通過 「地球防衛」の能力確認と惑星観測が目的
  10. 盗撮で逮捕された船橋市の小学校教諭の男(33)を再逮捕 男子児童の下半身を触るなどのわいせつな行為をしその様子を撮影か 千葉県警
  1. 群馬・高崎女性殺害 死亡は28歳女性 “防犯カメラに猛スピードの車”女性の車が30キロ離れた埼玉で事故起こし運転の男性死亡 事件との関連調べる
  2. 【速報】「洗濯物を乾かしていた」東京・北区の小学校火災は失火の可能性 音楽担当の女性教員が説明
  3. 【速報】知人女性になりすまし名誉毀損疑い 経産省キャリアの男(53)逮捕 名前やうその性的嗜好など送信 女性には卑猥な電話など百数十件相次ぐ
  4. 【 がん闘病 】古村比呂さん 左足裏の違和感を伝える「足裏にリンパ液が溜まるようになり 歩くたび ジェルシートの上を歩いている感じで 左右アンバランス」
  5. パンチくんを狙いサル山にレーザーポインターを照射 市川市動植物園
  6. 「生きているのかさえ分からない」ミャンマーで拘束続くスー・チー氏(81) 次男がJNNに心境吐露 「日本は解放に向けあらゆる手段を」
  7. 東京・北区の小学校火災で臨時の保護者会を開催 校舎の建て替え検討に「取り壊しが辛い」【news23】
  8. トランプ大統領「原油価格は急落している」1900万バレルの石油がホルムズ海峡通過と主張
  9. 【 さゆりんご 】松村沙友理 高級回転寿司でもぐもぐ トリュフクリーム茶碗蒸しにハマって〝毎日食べたい、ここで働こうかな笑〟
  10. 【速報】おととし首都圏で相次いだ闇バイト強盗事件 「首謀者」メンバーの一人とみられる男(27)を新たに逮捕 合同捜査本部
  11. 中国外務省 日本人2人拘束について認める「中国の法律に違反した」
  12. 「お姉ちゃん、私の生きた証を残して」…戦後81年 妹の生きた証を平和の礎に刻む姉の思い 戦没者など24万人の名を伝える「沖縄慰霊の日」【news23】