■MLB ドジャース 7-1 カージナルス(日本時間29日、ドジャー・スタジアム)
ドジャース・大谷翔平(29)が本拠地開幕戦に「2番・DH」でスタメン出場。この日は3打数2安打、打率は.300から.385に上昇し、今季2度目のマルチ安打をマークした。
試合後、ロッカールームでのインタビューで「ファンの人も多く入っていただいて、敵のときは怖いですけど味方のときは心強く、素晴らしい声援をいただいた」と熱狂に包まれたホームの雰囲気を振り返った。
この日、ドジャース打線は1番・M.ベッツ(31)、2番・大谷、3番・F.フリーマン(34)の“MVPトリオ”を含む上位打線が4打点で6得点とチームを牽引。3回には先頭のベッツが初球を叩いて本塁打を放つと、大谷は四球を選び、続くフリーマンが2ランを放った。
ファンも大喜びの“ビッグ3”の活躍について聞かれると「今日は僕だけホームランを打てなかったですけど(笑)」と記者の笑いを誘うも、「比較的良い打席でいいゲームだった」とし、自分以外の2人は本塁打を放ったが自身の打席にも手ごたえをつかんだようだ。
「欲を言えば最後の打席はもっとつないで、あうゆうシチュエーションで次のフレディ(フリーマン)に回せるようにできれば」と、無死一塁で空振り三振に倒れた第4打席について触れた。
試合前にはドジャース選手がブルーカーペットを歩くシーンもあり、「ちょっと(カーペットが)長いなとは思いましたけど(笑)。ああいう演出もカッコ良いのでは」とホーム開幕戦の演出に“ダメ出し”しつつも、「今日は良い感覚を1試合目から出せたということでよかった」と話した。