去年4月、沖縄県宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが墜落し、10人が死亡した事故をめぐり、陸上自衛隊は同型機の飛行訓練を4月1日以降、全面的に再開させると発表しました。
去年4月、沖縄県の宮古島沖で陸上自衛隊の「UH-60」ヘリコプターが墜落し、第8師団の師団長だった坂本雄一陸将を含む10人が死亡しました。
現在、陸上自衛隊は同型機の飛行訓練を駐屯地周辺に限り実施していますが、来月1日以降、全面的に再開させると発表しました。
陸上自衛隊は、2つのエンジンの出力が短時間に相次いで低下して墜落したとする事故調査結果を今月中旬に公表しており、同型機を配備する部隊が所在する関係自治体などに飛行再開に向けた説明を行ってきました。
このヘリコプターは茨城の霞ヶ浦駐屯地や千葉の木更津駐屯地など、全国7つの部隊に39機配備されています。