健大高崎、春夏通じて初の決勝進出!星稜に執念の逆転勝ちで群馬県勢初Vへ王手 先発・石垣→エース佐藤の粘投リレー

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2024-03-30 13:14
健大高崎、春夏通じて初の決勝進出!星稜に執念の逆転勝ちで群馬県勢初Vへ王手 先発・石垣→エース佐藤の粘投リレー

■第96回選抜高校野球大会 準決勝 星稜 4-5 健大高崎(30日・甲子園球場)

準決勝の第1試合で健大高崎(群馬)が星稜(石川)に逆転勝利を飾り、春夏を通じて初となる決勝進出を果たした。

2012年以来12年ぶり2度目の4強入りを果たした健大高崎は、優勝候補の星稜との大接戦を制し、同校初の決勝へ。群馬県勢として1955年準優勝の桐生以来、大会69年ぶりのファイナル進出を決めた。群馬県勢初のセンバツ優勝へあと「1勝」と王手をかけた。

打線が2点ビハインドの4回に無死二・三塁から加藤大成(2年)の2点タイムリーで同点に追いつくと、直後に勝ち越されるが7回の集中打で見事逆転に成功した。

昨秋の公式戦全9試合のチーム打率.397と出場32チームでN0.1の打線が終盤で本領発揮。

2-3で1点を追う7回、先発・石垣元気(2年)がヒットで出塁すると、1死から斎藤銀乃助(3年)のタイムリー3ベースで同点に。さらに2死三塁から3番・高山裕次郎(3年)、4番・箱山遥人(3年)の連続タイムリーで5-3と一気にリードを広げた。

先発の石垣は7回116球を投げ、9安打4失点(自責3)と粘投。2点リードの7回裏に1点を返されるが、8回からエースの佐藤龍月(2年)がマウンドへ。佐藤は8回は1死二塁とランナーを背負うが、ダブルプレーでピンチを切り抜けた。9回は2者連続の中飛で2アウトとすると、最後は4番・萩原をフルカウントから空振り三振に仕留めゲームセット。

決勝は中央学院(千葉)と報徳学園(兵庫)の勝者と対戦する。

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