日本サッカー協会（JFA）は30日、26日に開催予定だったW杯アジア2次予選のアウェーでの北朝鮮戦について、FIFA規律委員会よりこの試合は0-3で北朝鮮の敗戦として“没収する”と通知されたと発表した。
日本代表は没収試合により3－0の“不戦勝”で勝利し、2次予選4連勝で6月の2試合を残してアジア最終予選への進出が決定した。
この決定を受けて森保一監督（55）は「没収試合で日本の勝利という結果の通知を聞きました。選手たちの大切な出場機会が失われたことに変わりありませんが、一つ前に進んだとポジティブに捉えています。当然この結果に満足することなく、6月の代表活動、最終予選、ワールドカップ本番へと力を積み上げていきたいと思います」とコメントを発表した。
日本サッカー協会の宮本恒靖会長は「3月26日に平壤で試合が行われなかったことについて、日本時間の本日未明にFIFA規律委員会の決定内容を受け取りました。この試合の取り扱いに関するステイタスが更新されたことは良かったと思います。ワールドカップ予選突破に向けて、森保監督やスタッフ、選手たちには引き続き良い準備をして試合に臨んで欲しいですし、JFAとしてもしっかりとサポートをしていきます」とコメントした。
