【巨人】阪神に2戦連続の完封勝利!開幕カード12年連続の勝ち越し 岡本和が超美技からの先制2ラン→坂本が特大1号ソロ

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2024-03-30 17:05
【巨人】阪神に2戦連続の完封勝利!開幕カード12年連続の勝ち越し 岡本和が超美技からの先制2ラン→坂本が特大1号ソロ

■プロ野球 巨人 5ー0 阪神(30日 東京ドーム)

阿部慎之助新監督率いる巨人が阪神に勝利し開幕2連勝。2013年から12年連続となる開幕カード勝ち越しを決めた。

巨人先発・グリフィン(28)、阪神先発・大竹耕太郎の投手戦で5回まで両チーム無得点も均衡を破ったのは4番の一打だった。4回に守備でビックプレーのあった岡本和真(27)が6回に1号2ラン、坂本勇人(34)も特大の1号ソロで続く2者連続本塁打で3-0と先制。7回には松原聖弥(29)の適時打などで追加点を挙げ5-0とリードを広げる。投手陣もグリフィン、西舘勇陽(22)、バルドナード(31)、堀田賢慎(22)が無失点リレーで完封勝利となった。

先発のグリフィンはオープン戦4戦2敗、防御率11.00も最後の登板となった23日の楽天戦では3回パーフェクトの快投をみせた。

立ち上がりは1番・近本をフェンス手前の右飛、2番・中野には右中間を破られる二塁打、3番・森下は二ゴロも、4番・大山に四球で2死一、三塁のピンチ。ここで佐藤輝を迎えるも左飛に抑え無失点。

さらに2回も先頭のノイジーに四球を与え、バントで送られ1死二塁も得点は許さず。

打線は1番センターにドラフト3位ルーキー佐々木俊輔(24)、3番ライトに梶谷隆幸(35)を置くなど昨日と同様のオーダーを組んだ。

阪神先発の大竹耕太郎に対し、初回は3者凡退。2回は先頭の岡本和に今季初安打となる中前安打が生まれるも、坂本、大城卓、丸が凡退し得点ならず。

3回の攻撃も3者凡退で迎えた4回表。グリフィンが大山、佐藤輝の連打で無死一、三塁の大ピンチ。ここでノイジーを見逃し三振、さらに坂本の初球でスクイズを仕掛けられるも、一塁前の小フライとなり、岡本和がダイビングキャッチ。さらにすでにホームを通過していた3走・大山もアウトとなりダブルプレー。昨日の梶谷のダイビングキャッチに続き、この日もビックプレーが生まれた。

直後の4回の攻撃は先頭の門脇がショートへのボテボテの内野安打、岡本和、大城卓が四球を選び2死満塁のチャンス。しかし丸が3球目を打つも遊飛に倒れ先制ならず。

続く5回は2死走者なしから佐々木が2試合連続となる左前安打で出塁も得点にはつながらず。両投手の好投で5回までゼロ行進が続く。

6回もグリフィンが続投し、クリーンナップの3番・森下からも3者凡退とリズムを作る。

6回裏の攻撃は先頭の梶谷が四球で出塁すると、4番・岡本和がバックスクリーン左へ飛び込む1号2ランで2-0。さらに坂本もレフトスタンドへ打った瞬間確信の2者連発となる1号ソロで3-0と追加点。2日連続で好守備をみせた選手が本塁打を放った。

7回もグリフィンが登板。しかしノイジーに二塁打、代打・原口に左前安打で1死一、三塁のピンチを招いたところで2番手・西舘勇陽(22)に交代。2連投の西舘は代打・糸原を浅い左飛、1番・近本はフェンス手前の右飛で火消し成功。

7回裏の攻撃では先頭の代打・萩尾匡也が右翼線への二塁打で出塁し、相手のエラーもあり1死二、三塁の好機で途中出場の松原聖弥が2点適時打を放ち5-0とリードを広げた。

8回は3番手・バルドナード(31)が内野ゴロ3つの3者凡退の完璧救援。9回は4番手・堀田賢慎(22)が登板し得点を与えずゲームセット。グリフィンが6.1回99球6安打5奪三振2四球無失点で今季初勝利を挙げた。

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