■MLB ホワイトソックスータイガース（日本時間31日、ギャランティード・レート・フィールド）
タイガースの前田健太（35）が31日（日本時間）、敵地でのホワイトソックス戦に今季初先発、3回1/3、71球を投げ、昨季、大谷翔平（29）とア・リーグHR王争いをしたL.ロバートJr（26）に2打席連続ホームランを浴びるなど被安打7（被本塁打3）、奪三振2、四死球1、失点6、新天地での初勝利とはいかなかった。
新天地で今季初先発となった前田、昨季ア・リーグ中地区4位のホワイトソックス戦に登板。オープン戦では5試合に登板し、通算11失点で防御率は5.82だった。1回表、初登板の前田を援護し、味方打線が3点を奪う猛攻を見せた。その裏、前田は先頭打者にヒットを許すと、1死一塁で迎えるは3番・L.ロバートJr（26）、昨季、大谷翔平（29）とア・リーグ本塁打王を争った男に粘られて10球目、89マイル（143キロ）のストレートをレフトスタンドへ運ばれ、今季1号のツーラン、前田はマウンド上で顔をしかめた。
2回には1死からホワイトソックスの7番・B.シューメイク（26）にはスライダーが甘く入り、メジャー初アーチを打たれ、3対3の同点に追いつかれた。
立ち直るきっかけがつかめない前田は1死から2番・Y.モンカダ（28）にライト線へのスリーベースを浴びると、迎えるは3番・L.ロバートJr。フルカウントからの8球目、スライダーが甘く入りレフトスタンドへ2打席連続となる2号ツーランを浴び3対5と勝ち越された。前田はマウンド上で両ひざに手を付き、下を向いてうなだれた。
4回には先頭打者の四球、1死一塁から8番・N.ロペス（29）にライト前ヒットを浴び、1死一、三塁とピンチを招いたところで降板。前田は3回1/3、71球、被安打7（被本塁打3）、奪三振2、四死球1、失点6、新天地での初勝利はお預けとなった。
